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ハザードランプ
これも短いです。一瞬で読めます。どうぞ。
ハイウェイはテールランプの赤が綺麗に並んでいて、バックミラーには夕やけに色づいた街が写っていた。僕はアクセルをふかしながらカーステレオのボリュームをあげた。カーステレオからはヒステリック・ブルーの『なぜ・・・』が流れていた。僕はボーカルに合わせて口ずさみながら、徐々にブレーキを踏んで前の車との車間距離を取り始めた。前の車がハザードランプを点けた。僕も点けようとハザードランプに手を差し伸べると、彼女の手と重なった。一瞬、彼女の方が早かった。彼女は小声でよし、と呟いてあどけなくガッツポーズをした。
「次のサービスエリア寄る?」
の声に、うん、と僕に聞こえるように頷いて彼女は僕の肩に手をのせた。(了)
ありがとうございました。




