国語辞典
国語辞典についてです。
国語辞典について語るとき、国語とは何か、辞典とは何か、について明確にしなくてはならない。「国語」とは「わが国の言語」「日本語」とある。「辞典」とは「言葉を一定の順序に並べ、その発音・意味・用例などを説明した書物」とある。
国語辞典を選ぶときに参考になるのが抽象的な語句をどう書いてあるか、によって決めればいいという説もある。あるいは用例の面白さを軸に選びなさいという学者もいる。
ここでは岩波国語辞典第七版新版をもとに述べることにする。偶然「述べる」と「ノベル(小説)」の発音が同じことに気づくのは小生の癖として見逃してもらいたい。
「右」について調べてみる。「相対的な位置の一つ。東を向いた時、南の方。また、この辞典を開いて読む時、偶数ページのある側を言う。
小説家として辞書は座右の書でなければならない。だけれども、小説家の最大の賛辞されるべきは小説家自ら生み出した言葉であろう。有名なところでは首が凝る、の「凝る」は夏目漱石が「門」の中で表現したものがある。小説家として自分の書いた言葉が一般的になるのはこれ以上の思いはない。
辞書から派生して、こんな小説ができないか。実験小説である。
「愛」から始まる辞書リレー小説。
「愛」=「そのものの価値を認め、強く引きつけられる気持ち」
「価値」=どれくらい大切か、またどれくらい役に立つかという程度」
「大切」=「値打ちが大きいさま」
「値打ち」=「その物の値段に対する、また、物・事柄が有する、有用さやとうとさ・大事さ」(了)
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