均しに行こう
魔王たちは忙しいらしくいったんお別れだ。
「それじゃまたな~」
「後で主のこれからの話しをするのでな」
「亜hglhgあっはlgkfjがkj」
ゲルボルニウムさんナニ言ってるか分からん。
「それじゃまた後で」
「では付いてきてください」
知的な人は一緒だ。
「そう言えば名前なんていうんですか」
「私の名前はノワです」
「ノワさんって呼んでいい」
「いいですよさあもうそろそろ目的地に着きますよ」
圧倒的な量の光が俺たちを照らした。
「ここです、ここは魔王城特殊修練場です。
ここでは特殊な訓練が必要な者がつかいますんね、しかし今は誰も使ってませんが。
さあ始めましょうか」
「始めるっつてもなにすんだ」
「すみません言い忘れてましたね。ここでは存在を感じる訓練をして貰います。
まず地面に座って目を瞑ってください、それから私のことを感じようとしてください」
「やり方は分かったけどそんな簡単にできるのか」
「あなたには才能を感じたので出来るでしょう」
「そっか、じゃ始めるわ」
トムは地面に目を瞑って座った。
side ノワ
普通の人は何日やってもまず出来ませんが彼なら一時間程度でコツぐらいは掴めそうですね。
そんなことを考えながらノワも地面に座わり瞑想を始めた。
~10分後~
トムが声を上げた。
「おーい、なんかでかいのが一つ近くに座ってて、上の方にそれの三倍近いのがいるんだけど、
あ、したの方には細かいのが一杯いる」
「もう出来たのですかなかなか早いですね」
本当はなかなかどころかありえませんが。
「今度は自分をかんじてください」
今度は少し時間がかかるでしょうそんな感じで瞑想してると。
またトムが声を上げた。
「何か頭と右手と左足が比較的大きくてほかが小さい」
ありえない貴方本当に初めてやったんですか。
「そうですかじゃあそれを全体的に広げることが出来ますか」
「やってみる」
本来なら不可能ですがやらせてみましょう。
~5分後~
またまたトムが声を上げた。
「何か動いたぞ」
ブフェッ
おっとっと少し驚いて吹いてしまいました。
「大丈夫か」
「大丈夫です。いったいどうやったんですか」
「こうなんか動け~みたいに念じながらやったら動いた」
少し確かめてみましょうか。目を瞑り集中するとトムの存在強度を感じ取った。
それは間違いなく100と断言できるぐらい落ち着いたものだった。
「トム落ち着いて聞いて下さい、何で存在強度を操れるんですか」
「出来るから」
キラッっと歯を輝かせながらトムは言った。




