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ある日、何か降って来て  作者: 黒ザクロ
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開発

トムは早速植物を世界の海に放った。海といっても今はまだただの水だが。

まず最初は実験も兼ねて加速の割合を86400倍つまり1秒を1日にしてみた。

6分ほどたち大体1年がたったころ加速を停止して眼で植物の分布を調べた所、後もう少し時間を置いたほうがよさそうだ。

でも魔力を糧として成長する植物が本当に一年で世界を覆いつくすほど繁殖するとは思わなかった。

植物の栄養源は魔力みたいだから酸素濃度が異常になって二酸化炭素がなくなるって事にもなっていないようだ。


86400倍にして何秒か待ってから確認すると大体の海を制覇していたので二段階目に入ることにする。

次に入れる魔物は一応陸上でも生活するが水棲の魔物だ。

雄雌比1:1でいろんなところに10匹づつ放っていった。

そして今度は31536000倍つまり1秒一年のペースだ。

50秒ほど放置して中を調査してみると、ある一箇所の植物がうねうね動いて魔物を捕食していた。

一体何があった・・・.

これは恐らく進化したのだ。まさか50年で新種が現れるとは思わなかった。

ここで第三の生物の肉食の魔物を1つの群れごと適当に放った。

そして再加速して500秒ほど待つ。

すると世界は緑に覆われていた。

植物は陸上に進出したのだ。

恐らく地球で言う北極と南極付近では魔物が寒さに耐性をつけ水中の植物を食べながら成長していた。

もうそろそろ魚を入れよう。地球とは逆だが。

肉食の魔物を入れたところでは最初の魔物が魔法を使って対抗していた。

そして大量の魚と大型の生物を数十体世界に放って介入するのをやめた。

現在の加速割合は1秒1000年半日ほど放置する。

開発も一段落したので今日はもう魔王城でゆっくり休むことにした。

魔王城に着いたのでクゥを体の外に開放する。


「なかなか今日は疲れた」

「そうですね主殿」

「食堂に何か食べに行こうか」

「そうですね、では何を食べますか」

「肉だ」

「たまには歩いていきませんか」

「そうだな」


こうしてトムとクゥは歩いて向かったのだが道に迷って三時間ほどさまよってしぶしぶ転移で食堂まで向かったのであった。

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