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ある日、何か降って来て  作者: 黒ザクロ
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まずは植物

トムは門を抜け切るとすぐに破裂した。

トムは目星を付けた星に跳んだがまだそこには大気が存在しておらず破裂してしまったのである。

しかし、この世界の基礎部分がミツルギのコピーだったおかげでトムの不死属性と回復のスキルは残っていた。

でも状況は変わらないのでトムは一旦ミツルギに戻った。


「今のでミツルギでくらったダメージ総量越えた気がする」


気を取り直してトムはミツルギから最低限海と陸と大気を形成することにした。


「確か海は地球では7割ぐらいだったからそんぐらいにしよう、それで大陸は四つぐらいに分けてみようか」


大体の方針を固めたトムは地面に座り集中した。

まず最初に星の大まかな地形を把握した。

次に大気を展開しても十分保持できるか調べた。大気がなければ水は凍ってしまうからだ。

大丈夫そうだったので眼の魔力を使い炎の魔法で昔聞いた物質を加熱して窒素を作った。

次に眼の魔力で水を出し瞬時に嵐の魔法で電気分解した。水素は危ないのでそこそこ氷の魔法で液体水素にして回収しておく。

最後に水を星の表面積の7割程に埋め尽くすまで水を入れた。

ここでさすがに疑問に思った、いくら特殊物質は魔力に対する容量は無限とも思えるほど多いけど、さすがに星を多い尽くすほどの水を出したり星を包めるほどの空気を作ったりは無理だ。

でも答えは簡単だった。世界を創ったときミツルギの基礎設定をコピーして創ったのだ世界の中に魔力が生まれる仕組みももちろん組み込まれていたのだった。

つまりトムは今、世界1つ分の魔力を使えることになる。

しかし、それでは魔力のたまっている場所の説明はつかない。

良く考えてみると直分かったのだが。

答えは簡単だった。眼の中に世界があるのではなく眼の中にある空間に世界があるのだ。

魔力は空間にも存在できるつまりそういうことだった。

理由が分かったので安心して作業できる。


でもこれで生物が問答無用で死ぬようなことはない環境はできた。後は水と日光と魔力あればがんがん育って分布を広げていく水中の植物でも入れて暫く加速して放置だ。

爺さんにもらいに行こう。

直に転移した。


「爺さん良い感じの植物くれよ」

「良いじゃろ。それなりに分布したらその植物の天敵の魔物を入れるのが良い」

「何でだ」

「その植物もこの魔物も世代交代が早い。それにその植物はちょっと天敵を入れたぐらいじゃびくともせん強い植物じゃからの」

「つまり、簡単には負けないけど世代交代が速いから進化が早いのか。それに対抗して魔物のほうも進化するのか」

「それだけあればその植物は一年ほどでお主の世界の海を支配するじゃろう。それぐらいで魔物を投入すると良い」

「それからはその魔物の天敵か」

「そういうことじゃのお主にとっては一年は加速したらすぐ終わるからの」

「分かった今集めてくれた草と魔物以外は持ってく前に報告したほうがいいか」

「そうじゃの、欲しい生物があれば先に言うのじゃ下手に生態系を崩したりするのはいやじゃろ」

「確かにな、相談する時にいる事項は種類、数、捕獲する場所ぐらいか」

「いや種類と数だけで良い。場所はわしが指定する。そこで何匹あそこで何匹と言うかんじでの」

「分かった、それじゃあまた用事があったら来る」

「いつ来てもよいぞ、暇じゃから」

「じゃあな」

「しっかりとやるのじゃぞ」


トムはおうよと言って帰っていった。


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