↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
16/23

再会

ギルドの中も外もバタバタしてきた。


でも、なんか話し掛け辛く、相変わらず椅子に座ってる。


ティアは寝息を立ててるし、コアIIはなにかしてる感じだ。


何をしてるか聞いても、集中してるのか答えてくれない…


なので、ボーっと周りを見てる。




ん?感知に見知った気配が引っ掛かる。




『アーサー様、ランスロット様、マーリン様がもうすぐギルドに入ってきます。』




ん、ありがとう♪


そうじゃないかと思ったんだ。




ギルドの扉が開く


黄昏の剣の3人が、入ってきた。


一人の受付嬢が駆けつけ、3人を促して歩く…


3人は、こっちに眼を向けて、不思議そうに見てから、受付嬢に従って歩いていく…




眼があった時、苦笑い状態の僕が変だったのか?


無視された…




ガァーン




『ライザ様、無視された訳じゃなく、3人はライザ様のお姿が判らないのでは?


それに3人と判れたときにはそのトカゲは居なかった筈です。』




トカゲって…仲良くしてね?


そうかぁ~、判んないよね…


それにSランクだもんね。いろいろ忙しいよね…




落胆してたら、今度は物々しい警護兵とともに年配の煌びやかな3人がギルドに入ってきた。


いや、何て言うの…


眩しさ限界突破な感じ…


黄昏の剣の師匠さん達なのだろう…




師匠さん達の目がこっちに向いた瞬間、身体を何かに射貫かれた感じがして、思わず立ち上がる。


ティアも肩に乗って伺ってる。




師匠さん達が、こっちに歩いてきた。


受付嬢がしきりに階段の方に促してるが、射るような視線のまま3人は目の前まで歩いてくると、急に笑いだした。


今まで感じてた威圧感が無くなり、ホッとしたところで




「名前を聞いても良いかな?」




たぶん国王様なんだろう…




「ライザ」




うわっ、めちゃくちゃ失礼なんじゃないだろうか?


でも、なんかこっちをみる目が厳しかったし、いきなり威圧されたから…




「ライザさんね♪うちのバカ息子達が助けて貰った子ってあなたでしょ?」




3人の中で唯一の女性、ギィネヴィア様だろうが笑顔で話し掛けてきた。




「………」




なんで、わかる?


警戒が解けない…




「ん、すまんな…自己紹介もせずに


ワシがアーサーの父で、グラン王国の国王ガヴェイン・フォン・グラン」




「私が、ランスロットの母でグラン王国宮廷魔導士長のギネヴィア・フォン・カラムよ。ギネブで良いわよ♪」




「最後のワシが、マーリンの父で王国の宮廷騎士団団長のトリスタン・フォン・グラディアムだ」




「…ライザです。」




立ったまま答えたら、国王の近くにいたギルドの受付嬢が、慌てて頭を押さえて、膝をつくように言ってくる。




なんで?


いきなり喧嘩売ってきたような人に平伏するきはないよ?


って、ちょっとムッとしたら…覇気が漏れたのかギルドの中の人が腰を抜かしだした。


隣の受付嬢は、失神して僕に項垂れかかってる。




そのせいか


2階から、ギルマス、エルザさん、黄昏の剣の3人が血相変えて走ってくる。




「何やってるんですか、ライザさん?」




うわっ…エルザさんが、怒ってるよ…




「ライザ?ワンコのライザか?」




アーサーが眼をまん丸くして訪ねてくる。




「うん、久しぶりだね。アーサーさん


いま、この人達から威圧受けて、対処してるとこだから、待ってて…」




言い終わるやいなや




「ライザー♪」




と、マーリンさんが抱きついてきた!




びっくりして、気が抜けたら、周りの人達もホッとしてた。




「いや、決して喧嘩を売った訳じゃないのだよ…。


余の知らぬ強者の気配があったからな、警戒させて貰った。」




「あんた達、ライザさんに気付かずにどこに行ってたの?


ライザさんに会いに来たんでしょう?」




ギネブさんが呆れたように言う




「いや、ワンコのライザがこんな美少女になってるとか思わなくて…、ギルドに入った時に強い気配は感じたんだけど、執務室にライザは来るって促されたからな…」




アーサーが言い訳がましく言う…




「えっと…、大丈夫?」




状況に付いていけなくなってきて、思わず呟いた。




「まず、国王様達と黄昏の剣の皆様、それとライザも、応接室に移つりましょう。」




ギルマスが皆に伝える。




「そうね♪ここだと迷惑みたいだし…」




皆でぞろぞろ歩きだした。


マーリンさんが小声で




「ヒト形になったのね♪可愛い♪」




「アハ、ありがとうございます。これで念話で会話しなくてすみますね♪」




2人でこそこそ話してるとエルザさんが




「ライザさん、依頼は?」




「終わらせてます。その報告に伺ったら、受付の人に忙しいから座って待っててと…」




「どれくらい待ってました?」




「どれくらいですかね…ティアが寝入るくらいですね」




「そうでしたか…申し訳ありませんでした。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。