3G応援団
3G達はあまりの変化に、
ハンドサインで緊急作戦会議を招集。
「どっどっどうしたんですかね?
いつもは化粧なんてしないのに、
今日は口紅まで。
しかも、笑ってますね。」
ブラックスワンの的成功ばりの彼女の笑顔が、今日は大量生産。
いままでは、笑った時には、笑いました!笑った!とハンドサインで賞賛を与えあう状況だったのに、今日のあまりの量産にハンドサインが追いつかない。
「そうですよね!
私なんて、指毛かわいいですね。
私も伸びると良いな。と言われました!」
「私もです!
いつもスキップすると舌打ちされるのに、
今日は、スキップして何かの呪文のようなものをつぶやきながらついてくるので、どこで終わればよいかわからず、スキップをしながらフロアを3周しちゃいました。」
「なんと!
それは、メタボの私達には拷問ですな。」
「そうですよ。最後の方は汗と一緒に涙が出てきました。西の覗き苦行で新しい世界がみえそうでした。」
「なんと!どうやって、スキップを終わらせたのですか?」
「それはですね。
男子トイレに入ったら、流石についてこなかったです。」
「それはグッジョブですな。」
「でも、トイレから出るとき待ってたらどうしようと、少しホラーでした。」
「確かに。それはホラーですな。」
「私は行き詰まって、へーんしん!と言ったら、
私も変身したいと微笑まれました。
いつもは見下す目でみて来られるんですが。」
「彼女が見下す目は不思議なもんですよね。
私達より身長は低いはずなのに、
見下されてる感。
本当に七不思議の一つですな。」
「、、、態度が大きいからですかね?」
「あー、それは否めないですな。」
「確かに。」
しばしの沈黙。
「…どうしたんですかね?
まぁ、幸せそうでよかったですが。」
「…恋ですかね…?」
「…恋…かもしれませんね?」
「聞いたら、セクハラになっちゃいますよね?」
「…そうですよね」
「…恋ですか。幸せそうでよかったですね。」
3Gが急に頭をかかえて、
「ああっ、上司として結婚式の主賓の挨拶頼まれるかもしれませんね。」
「ああっ、結婚式の服って何でしょう?
モーニングですかね?どうしましょう?
もってないです。」
「モーニングは両親でしょう?
いや、ご両親は亡くなってると聞いているから、
私達が親代わりに出席しなくてはいけないかも」
「なんとっ!ですな。ですな。」
「私達もいろいろ準備しなきゃですな。」
「かわいい八雲さんのためですもんね。」
3Gは八雲さんに頼まれた時に困らないよう、
結婚式リサーチをそれぞれ行う事を今回のミッションとし、解散。
その後の3G達は、幸せそうな八雲さんを
恋かぁ。恋ですな。恋ですね。
暖かな目で八雲さんを見守って過ごしました。




