氷姫
王城から帰りながら聖剣際について考えねば
実際聖剣際で勝ち残ること自体は難しい話ではないと思うが、
あまり目立っていなかった俺が急に大会で優勝したら逆に怪しまれるからそこら辺をどうするかだなあ
「ねえあの人氷姫じゃない?」
「うそ、本当だ氷姫じゃん」
「あれ氷姫じゃねえか?」
「ああ、ありゃ氷姫だな」
なんだか周りが騒がしいな
「久しぶりゼノ」
「!」
今急に話しかけてきたのは、氷姫で有名なアリシア・リアーナだ、ちなみに割と仲良かったりする
「久しぶりリアーナ、どうして王都にいるんだ?」
「ゼノと同じで国王に呼び出された」
リアーナも呼び出されたのか
そうなると王子だけを呼び出してるわけじゃないのか
「父上とはもうお話したのか?」
「うん、もう終わったよ」
だとしたらなぜまだ王城にいるんだ?
話が終わったならリアーナが王城にいる理由わないとおもうが
「まだ帰らないのか?」
「ゼノを待ってた」
俺を?
「何かあったのか?」
リアーナが俺を待つ理由なんて何もないと思うんだがな
「次の聖剣際どうするのか聞きたかった」
あー聖剣際についてかごまかしても意味ないし正直に答えるか
「次の聖剣際は、おれ自身が出場するつもりだ」
「へ?ゼノがでるの?」
まあそんな反応になるかさてここからどう説明するかな
まてよ、リアーナにも手伝ってもらう選択肢もあるな
いや、それは俺のわがままだなやめておこう
「俺は王座に興味はないから誰かの右腕になろうかなと思ってな」
まあ誰かというのはレオン兄さんだけどね
「じゃあゼノは誰も自分の側近にしないってこと?」
「そういうことになるな」
別に側近にしようと思えばできるけど、今は別に必要ないからな
「ふーんそうなんだ、ありがとう教えてくれてじゃあまたね」
「おうまたな」
何だったんだ俺が聖剣際どうするか聞きたかったんだろうけど、聞いてどうするつもりだったんだ?
まあ終わったことはいいとして、どうやったら俺が大会で優勝しても怪しまれないか考えないとな
選択肢としては
1ある程度接戦してギリギリで勝つか
2圧勝してもともと実力を隠していたことをめちゃめちゃせつめするか
3誰か信用があり強い人に証明してもらうか
まあ、一人で考えても答えは出ないな帰ってからルシェにでも聞こうか
「ルシェ遅くなった帰ろうか屋敷に」




