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第5A話 著者より
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
本作『太乙玄牝』は、派手な展開よりも、一つひとつの積み重ねを大切にしながら書いています。そのため、序盤はゆっくりと進む部分もありますが、ここまでお付き合いいただけたことを嬉しく思います。
「玄牝」という言葉は、道教の古典『道徳経』に登場する語で、「万物を生み出す根源」を意味します。太乙宗の功法体系も、この思想を一つの核としています。
この物語は、一人の雑役が宗門の闇へ足を踏み入れ、さまざまな出会いを経て変わっていく物語です。表に見える謎や権力争いの裏では、まだ語られていない幾つもの思惑や因縁が動いています。
最初の五章を読んでいただき、本当にありがとうございました。
ここから物語は少しずつ大きく動き始めます。
次の章では、この物語のもう一つの側面が見えてくるはずです。引き続きお楽しみいただければ幸いです。




