黒い影
俺は、ロゼリアとの決闘を終えた後、そのまま宿舎へと戻った。
すると入り口前に二人が待っていた。
「お帰りなさいユウ様!」
「お帰りなさいませユウ様。」
「ただいま二人共待っていてくれたんだ。」
「はい、一応心配で…」
「私もユウ様なら軽くあしらえると思っていましたが一応と。」
「そうかありがとう。」
そう二人に感謝すると二人共顔を赤くして照れてあた。
「今からダンジョンへ行っても時間的に微妙だから久しぶりに買い物に行くか。
「いいんですか?」
「ああ久しぶりにゆっくりするか。」
「「はい!!」」
こうして久しぶりに三人で休日を過ごした。
王宮「王の間」
「王様大変です。」
王様の補佐である大臣が慌ただしくしていた。
「何事だ。」
「南の方であの紫黒竜が現れたそうです。」
王の間にいる大臣達が慌て始めた。
「何?紫黒竜だとそれで被害の方はどうなっている?」
「残念ながら南の町は、壊滅的状況のようです。」
「…そうか。」
「すぐに軍を編成をしよう。」
「はっ!直ぐに!」
大臣達は、早急にと一斉に王の間から出て紫黒竜の対策へと駆け出しいた。
「この国も終わるかも知れんな…」
王様をそう呟いてた。
第二訓練所
ユウとロゼリアとの決闘で第一訓練所が使えなくなったので第一騎士団は皆第二訓練所で訓練していた。
そして兵士達の間でも紫黒竜の事で持ちきりだった。
「大変だ南の方で紫黒竜が現れたらしい。」
「何だとあの伝説の竜か!」
「ああ、こっちに向かっているらしい。全隊長達も今作戦会議をしているらしいぞ。」
「さすがに紫黒竜相手じゃこの国も壊滅するかもな。」
「そんなに強いのか?」
「ああ多分隊長達全員で掛かっても無理だろうな。」
会議室
「なんてー言われてかもな。」
今正にこの国の十人の隊長達が集まっていた。
「さて困ったものだな。まさかあの紫黒竜が現れるとはな。」
「ああ我々全員で掛かってもまず勝てんだろうな。」
「ああだか我々にはこの国を守る義務がある。命を張ってでもな。」
全員が頷いてた。
「さて作戦は、どうする?相手竜だ空を飛んでいる以上こちらの土俵に落とさん限りまず全滅だぞ。」
皆が話し合っている間一人黙っていた。
「どうしたロゼリア黙りこくって。今は、多くの知恵が必要な時なのだぞ。」
「すいませんある冒険者の事を考えていて。」
「冒険者?」
「ああ、お前を撒かしたって言う冒険者か。」
「はい、あの人ならこの状況を打破出来るのではと思いまして。」
「そんなに強いのかその冒険者?」
「はい、圧倒的でした。私の攻撃を軽く弾き私の本気の奥義をも難なく防がれました。」
「マジか!何物なんだよその冒険者。」
「その者に協力を仰ぐと…」
「はいこの国を救えるなら頼んでみるのが得策だと思います。」
「うーん…分かったその件関しては、お前に任せていいか?」
「はい何とか説得してみます!」
こうしてユウは知らず知らずの内に厄介事に巻き込まれのだった。




