土下座
「何だか騒がしな。」
俺達三人は、いつも通りダンジョンへ向かっていると街が少し騒がしかった。
「本当に騒がしかですね?」
「何か事件でもあったのでしょうか?」
街のあちこちに兵士が何かを警戒するように見渡ししていた。
俺は、気になったので街の人に聞いてみた。
「あの~何か事件でも起きたのですか?」
「あんた知らないのかい?あの紫黒竜が南の町に現れたんだよ!」
紫黒竜何だそれ?よく分からなかったので二人に聞こたしたら顔が青ざめていた。
おいおいどうした?
「紫黒竜が」
「もうこの街は、終わりか。」
すると今度は、この世終わりにみたいに呟き始めた。
そんなやばいのか紫黒竜って奴?
「おい!二人共しっかりしろ!」
「すいません取り乱してしまって。」
「俺その紫黒竜って言うの知らないだけどそんなやばいのか?」
「はい、紫黒竜は伝説の竜と呼ばれていてその竜通った後は何物残らないと言われています。」
「しかも紫黒竜から吐く炎は何日も消えないと言われてんです。」
おおなんかスゲーなちょっと見てみたいかも。
「ちょっと戦ってみたいかも。」
「「えーーー!!」」
二人に、もの凄く驚かれた。
「ユウ様正気ですか!」
「相手は、あの伝説の竜ですよ!いくらユウ様がもの凄く強くても紫黒竜は危険です!」
「おおう」
二人は、物凄い勢いで迫っていた。
すると遠くの方で見知った顔がこちらに近いていた。
ロゼリアだ。
「良かった。ちょうどユウ殿にお会いしおうと思っていたので。」
「何だまた勧誘かもうその話しならけりが付いたはずだけど。」
「いえその話しはもう私もけじめはつけています。
今日は違う案件なんです。」
「紫黒竜の事か?」
「話しが早く助かります。実はもうすぐこちらに迫っているのです。」
やっぱりか何かそんな感じしたんだよな~
でこの展開だと…
「俺にその紫黒竜と戦って欲しいと」
図星だったのか驚いてた様子で頷いてた。
「恥ずかしい話しです。ですが私たちではあの紫黒竜に太刀打ち出来ないんです。」
ロゼリアは、悔しいそうに下唇を噛みながら俺に頼んで来た。
「お願いします!どうか我々にお力をお貸し下さい!」
うーんどうしたものかこの国の問題は、この国の人達で対処して欲しいんだけどな~
そんなふうに考えていたら二人が割ってロゼリアに言い放った。
「ユウ様にそんな危険な戦いに巻き込まないで下さい!」
「その通りですこの国の問題は、この国の人達で対応すべきです。ユウ様を利用するなど私達は許しません!」
普段怒らない二人が俺の為に本気で怒ってくれている。
俺は、不謹慎と思いながらも凄く嬉しかった。
「お二人の言う事はごもっともです。ですが我々の力だけでは、どうにも勝てないんです。」
ロゼリアその場で土下座して懇願してきた。
「卑怯ですよ。上の立場の人間が頭を下げれば誰でも言う事を聞くと思うのですか!」
「リムルさんの言う通りですユウ様無視して行きましょう。」
リムル同様エリキも怒っていた。
だがこの人もこの国為動いているだそれも自分のプライドを捨ててもこの国為に俺に土下座をして懇願している。
俺こいうの弱いんだよな~
「はぁ~分かりまたやりますよ。」
「本当ですか!」
ロゼリアは、安堵の表情になっていた。
「ユウ様どうして…」
リムルの悲しげな表情に俺は、そおっとリムルの頭を撫でなから言った。
「この国を襲われたらダンジョンの冒険も出来ないし、リムルやエリキ達も危ないだろ?」
「ですが!」
「大丈夫だって何とかなるよ。」
俺は、二人の目を見て話すと納得したように頷いた。
「分かりました。ユウ様がそう決めたなら。」
「はい私達ではお止めする事は出来ませんね。」
「ごめんな二人共」
「いえユウ様の事を信じていますから」
「はい、ユウ様なら必ずやり遂げてくれます!」
「ありがとう二人共必ず戻ってくるから」
「「はい!!」」
「それじゃ行こうか。」
「はいありがとうございます。」
「礼を言うのは勝ってからにして下さい。」
「そうですね。」
ロゼリアにも少し笑顔が戻った。
そうだよなこの国の命運が掛かっているんだもな。
ロゼリアにもかなりのプレッシャーと重責を担っているはずだからな。
五月優の初のドラゴン退治が始まろとしていた。




