決着
決闘の時間になり俺は、約束の訓練所へ向かっていた。
入り口には護衛の騎士の人が二人立っていた。
「ここに何か用か?」
「ロゼリアって人と約束があるんだ。」
「え?ロゼリア隊長と?」
「もしかしてお前がロゼリア隊長と決闘するって言う。」
「ああそうだ。」
「分かった通っていいぞ。」
俺は、真っ直ぐ訓練所へと進んだ。
「あんな奴がロゼリア隊長と戦うのか?」
「これはロゼリア隊長の圧勝だな。」
「ああ、あの人は騎士団の中でもダントツに強いからな。」
訓練所へと着くと既にリングの中央にロゼリアが待っていた。
「約束通り来てくれたな。」
「当たり前だろ。」
「そうだ武器は、どうする?」
「いや俺は、武器は使わないんだ。」
「成る程ではさっそく始めてよう。」
気が付くと訓練所の周りは騎士団の兵士のギャラリーで埋まっていた。
「さてルールだがどっちかが降参を認めるか、このリングから落ちたら負けの二つでどうだろうか?」
「分かった。」
「よしでは行くぞ」
急に場の空気が変わりロゼリアの顔つきも本気になった。
「スキル剣聖創製!」
ロゼリアが手をかざすと瞬時に剣が形成せれた。
あれがロゼリアのスキルか…武器を生成出来るのか。
ちょっとカッコいいな。
ロゼリアは、剣を構え一直線に俺へ向かって来た。
「でやーーー!!」
おもいっきり剣を降りがざしたが俺は難なく片手で弾き返した。
「なっ!」
彼女は、動揺したのか直ぐ様後退した。
「やはり強いなならこれならどうだ!」
今度は、魔法を唱え自身に魔力が集まっていた。
恐らく肉体強化か。
するとさってまでとは、動きか速くなり攻撃力も上がっていた。
「まさか隊長がいきなり全開なんて」
「そこまでの相手なのか?」
周りのギャラリーもざわつき始めた。
そこからロゼリアの全力攻撃が続いたが俺は難なく片手で受けながしていた。
「おいマジかよ。隊長の本気の攻撃が片手でだけで防がれてる。」
「あいつ一本何者だ?」
彼女も中々有効打与えられず焦り始めていた。
するとロゼリアは、剣大きく構えた。
「こうなったら奥の手だ!」
そう言うと彼女は、急激に魔力を剣に高めた。
大技が来るか?
俺は、そう判断し身構えた。
「いくぞ!我が奥義剣聖エターナルソード!」
彼女は、おもいっきり俺に剣を振りかざし大きな光の魔力の波動を撃った。
俺は、避ける事なく受け止めた。
そしてその攻撃を空中へと弾き返した。
それを見たロゼリアは…
「これでも駄目なのか…」
かなりの魔力を消費したのかヘロヘロになっていた。
ここいらで終わらせるか。
「悪いけどそろそろ終わらせて貰う。」
「なっ!」
俺は、片手拳を握りおもいっきりリングへと殴りつけた。
ドココココン!!!
物凄い音が場内に響き渡りリングがひび割れ崩れていった。
するとリングは俺の立っている所以外粉々に壊れていた。
当然ロゼリアもそれに巻き込まれて倒れていた。
周りのギャラリーも一体何が起きたのか未だ理解していなかった。
「俺が立っている所以外リングが壊れたからこれでロゼリアの場外負けだろ。」
俺がいい放つと彼女は、驚きを隠せずにいた。
「ああ完敗だ私の負けだ。」
こうしてロゼリアとの勝負は俺の勝利で決着がついた。




