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第3部 流浪のヨーロッパ編 VOL44最終話「トラブル続くよどこまでも」

ー流浪のヨーロッパ編VOL44ー

最終話「トラブル続くよどこまでも」

大阪 2004年11月


関空到着。

ふうーーーっ。 

やあっと着いたかあ。

ドイツ、オーストリア、イタリア17日間の

ドタバタ旅行は終わった。

しかしなんとまあーだトラブルは

続くのであった!!


出国の時に続き、またもなぜか館内放送で

2人揃って呼び出しを受ける。

「マジい!? 今度は一体なんなんや!?」

出国前に呼び出しをされた経験は

前にもスイスであるけど、

帰国後というのは初めてだ。

宮本君は

「やっぱりバレたんかなあ?」

と少し不安がる。

ローマで買ったエッチなものを2、3点

スーツケースに忍び込ませてる彼は何度も

「X線でひっかかるかなあ?」

と気にしていた。

「今は日本も昔ほどポルノには厳しくないし、

もし引っかかってもただ没収される

程度やから心配ないって。

まえに友達が雑誌を持って帰ってきたけど

なんともなかったよ。」

と俺が言う。

係員のところへ行ってみると

驚くべきことばが待っていた!

なんと俺らの荷物だけが乗り換えの飛行機に

積み替える時にミラノに置き忘れられた

そうである。

「何百人も乗っていてボクら2人の荷物だけ

なんですか!?」

彼女はすまなそうに

「はい、、、、その通りでございます。」

と言う。

俺は怒るどころかあまりの低い確率の

出来事に出会ったことを

オモシロイとさえ感じてしまった。

荷物はもちろん無料で2、3日以内に

自宅に届けられる。

いやあ、すごいオチがついた旅行やなあ!

とふたりで唖然とする。

スーツケースの形、色、特徴などを訊いて

メモする彼女が次に

「中に入っている荷物が何かを教えて

頂けますでしょうか?」

と質問をすると、宮本君がウロタエたのは

言うまでもない。


「流浪のヨーロッパ編」完結。

これで「転生のアメリカ編」、

「驚愕のニュージーランド編」に続き、

世界はオモロイ3部作をすべて掲載しました。

何から何まで自分で手配して進めていく

海外旅行ってスムーズにいかなかったり、

いろいろナンギなこともあったりするけど、

ホントにすんばらしーーい体験です。

ひとり旅をしたことがないひと、

外国へはパックツアー以外で

行ったことがないというひとは

ぜひ自分で現地ですべてのプラニング、

手配をして進んでいく旅行を

いっぺん経験してみてほしいです。

その緊張感や高揚感は普段の生活では

ぼんやりしている五感を目覚めさせて、

その強烈なシゲキの中で自分自身

気づいていない感性に改めて

向き合わせてくれることでしょう。

27才から海外旅行へは10数回。

アメリカ4回、カナダ、

ニュージーランド2回、イングランド、

スコットランド、ドイツ、オーストリア、

イタリア3回、ポルトガル、スペイン、

韓国、ハワイ、グアムへ。

3度目のイタリアで2週間ひとり旅を

してからもう7、8年も経つけど、

また機会があればもう1回スペインに

行きたいかな。


次回、エピローグ宮本君のその後

「海外ドライブがジンセイを変えた?」

を掲載。

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