第3部 流浪のヨーロッパ編 VOL22「ローマまでドライブ」 (2004年)
ー流浪のヨーロッパ編VOL22ー
「ローマまでドライブ」
フィレンツェ 2004年11月
レンタカーで南下してのんびり2日かけて
ローマに向かうことにする。
アメリカ、カナダ、ニュージーランド、
イギリスではレンタカーを、
イタリアではレンタスクーターを
運転したことがある。
ニュージーランドとイギリスのロンドンの
西部郊外は交通量が少なく、しかも日本と同じ
左側通行ですごく運転しやすかったけど、
他の国のハイウェイはともかく街中では
一方通行に降り回されてなかなか思う方向に
行けなかったり、慣れない左ハンドルや
右側通行、さらにはラウンドアバウト
(日本では珍しい信号のないロータリー
のような交差点)で混乱したりで、
かあーなりタイヘンだった。
特にイタリア人の運転の荒さは前回
スクーターを運転して感じてはいたんだけど、
列車ばかりじゃちょっとつまらないし、
宮本君に気ままなドライブの開放感を
味あわせてあげたかったのである。
ちなみに海外での違反歴は3回。
1.ロスアンゼルスで朝ゴハンを食べてる間に
駐車禁止のキップを切られた。
2.海の上をひた走るセブンマイルブリッヂで
マイアミからアメリカ最南端のキーウエストへ
向かう途中、進路変更時のウインカー
指示不履行と、17キロの速度超過で
覆面パトカー?に捕まった。
この時はコワイ表情の茶色いスーツの刑事?
と対面してキンチョーした。
英語がわからない「ナゾの東洋人」のフリを
したけど、サクセンはまったく通じなかった。
3.ローマの駅の本屋で地図を買ってる
ほんの数分の間にスクーターで駐車禁止の
キップを切られた。
(1000ccのバイクでサーキットも走る
俺はヘルメットなしでもかまわない
イタリアでもしっかりしたフルフェイスを
かぶりたかった。
レンタバイクショップで貸してくれと言うと
珍しいことを言うヤツがいるなあという
表情をされた。
フルフェイスはなく、顔が全部露出する
タイプが2、3あるだけで、
小さいのを無理やりかぶろうとする俺を見て
店員も若いお客さんのペアまでもが
「うぷぷぷぷっ。」と笑っていた。
シッツレイなっ。 ぷんぷん。
バイクレースで世界のトップに君臨する
イタリアでも、スクーターごときの運転では
ヘルメットをかぶらないんやろか?)
フィレンツェにはエイビスなど
レンタカー会社が3軒あるんで全部廻って
値段、条件などを比較検討する。
宮本君に荷物を見ててもらって
まず俺が1軒目に条件を訊きにいった後、
彼に質問や確認する内容をアドバイスして
交代して行ってもらう。
こういうちょっとした英語での情報収集会話も
自信をつける体験につながるはずだ。
宮本君はとても素直で、俺が勧めると
ためらうことなくあとの2軒の店に
入っていってなんとか条件を訊き出して
パンフレットとメモを持って戻ってきた。
「おっけー! わかったよー。」
自分ひとりでまた初めての情報収集を
こなせて楽しそうだ。
たまたま週末でどこも料金は高いし、
ローマで乗り捨てるプランにうまく
合わなかったりで決定に悩むが、
結局マイナーな会社を選択する。
オフィスですごく親切にいろいろ
説明を受けて、街から出てハイウェイに乗る
ルートも地図に描き込んでもらった。
1300ccくらいのピカピカの青いプジョーに
荷物を積みこんで、
さあ、ローマへ向けてドライブの始まりだあ!
(次回「イタリアでの運転はタイヘンだっ」に続く)




