表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/45

第3部 流浪のヨーロッパ編 VOL14「海外ユースホステル事情」 (2004年)

ー流浪のヨーロッパ編 VOL14ー

「海外ユースホステル事情」   

フィレンツェ   2004年11月


バスでモデナへ戻り、夕方、

列車でフィレンツェに到着。

「地球の歩き方」を見てユースホステルにある

ツインの部屋を確保しようとするけど、

なぜかドミトリー(この場合は寮ではなく

相部屋という意味)しかないと言われる。

こういったちょっとした情報違いは

個人旅行ではよくあるんで

特に慌てることはない。

ひとり旅の時はドミトリーはどうしても

宿を確保できない時の非常手段としてしか

利用しないけど、

今回は海外旅行初めての相棒の宮本君に

いろんな体験をさせてあげたくて、

この旅行中に1回は泊まろうと考えていた。

彼にそれを言うと抵抗なくすんなり

受け入れてくれるので、

ドミトリーのわりに安くはないけど

2泊おさえることにする。

ここでユースホステルやYMCAといった

主にワカモノ向けの格安宿泊施設について

オハナシしてみよう。


こういうところのイイところといえば

まずなんといっても宿泊費などの安さだ。

インド、ネパールなどアジアのドミトリーでは

1泊食事なしシャワーなしで300円!とか

驚くような値段が当たり前のようで、

そこまでいかないとはいえアメリカ、

ニュージーランドなどでも1500円前後?

(必ず共同シャワーはある)で泊まれる。

今回まわっているヨーロッパの国では

ちょっと高いようで

2500円前後といったところだ。

ただし会員以外は泊まれない場合や

500円ほど割増料金がつくこともある。

最近は女性専用のところも

増えてきているようだ。


次に設備が実用的だ。

食器類、調理器具が一通り揃えられていて

自由に使っていいところなどが多い。

使った後は自分で洗って戻す。

冷蔵庫も使えるけど、入れておいた

食べ物や飲み物が間違えられたり

盗まれることがたまーにあるようで、

容器やビニール袋には名前を書く。

このフィレンツェの宿では

ワインとミルクを入れたビニール袋に

へたくそなドクロマークの絵を描いて

英語で「触るな!」と書いておいた。

冷蔵庫に食品を置いたまま忘れて

チェックアウトしてしまう人もいるだろうから

日付も書くように指示されていることが多い。

施設の規模によってバラバラだけど

5人くらいしか座れないソファで

宿泊者みんなでテレビを観たり、

ギターを弾いて歌ったりする

小さいミーティングルームみたいなものから、

100人以上座れる学生食堂のような

広いホールまで宿泊者同士がたむろして

くつろげるスペースがある。

その壁にはびっしりと個人売買、賃貸住宅、

アルバイト募集などの現地での情報が

書かれた紙が貼りつけられたりする。

テーブルにはチェス、モノポリー、

バックギャモン、オセロ、トランプなど

どこの国の人にも馴染み安い

ボードゲームなどが置かれていたり、

テレビ、ラジオ、雑誌、全国の格安宿泊施設

が紹介されてる本、落書きノートもあったり。

最近はジュースやスナック菓子、

アイスクリームの自動販売機、

コインランドリー、乾燥機などだけでなく、

有料(場所により無料)インターネット、

室内にはカギ付きロッカーなども

置くようになってきているようだ。

高級ホテルのように上品な雰囲気や

ルームサービスなどはないけど、

旅行に必要な多くのものが揃っていて

素晴らしいと思う。


もう1ついいところは気さくな

長期ビンボー旅行者が多いので

ひとり旅であろうがどこの国の人であろうが

「どっから来たの?」から始まって

自然な旅の語らいの場をつくれることだ。

ひとり旅や少人数だからこそ

知らない者同士が交流しやすい

のかもしれない。

5、6人のグループ旅行もそりゃ楽しいけど、

個人旅行ではつたない英語力で

なんとか知らないひとと話す

新鮮なシゲキをより味わえるように思える。

(しかし、外国の宿ではまれに

ヤバいことも、、、、??


次回「男に犯されるのはイヤだっ!!!」に続く)



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ