第7話 サトウと幹部
第7話公開です!
「…桂が…あの桂、ウィンド殿が作ってくれたお気に入りだったのに…」
桂をなくしたケミの髪は角刈りになっていた。
「…ケミ…あの桂また作ってくる…」
「…あれほとんどおれたよりじゃねえか!あの髪作るために一本一本士気をこめなきゃいけねーんだよ!」
「まあ一応桂のセットはウィンド殿がやっていますから」
「そういう問題じゃねぇ!ウィンドのやつちょっと士気を込めていないとやり直しなんだよ!しかもあの桂作るのに一週間徹夜だったんだぞ!」
「喧嘩するなよ!」と葺茗がきつく言う。
「だってウィンドの…」とホールの言葉も途中で止まり、その場の4人が跪く。
「サ…サトウ様…いらしたのですね…」
「…ケミ…化学兵器の完成度はどのぐらいだ…?」
「はっ。70%くらいかと。そして攻撃力の強い化物をもうちょっと奉仕させていただければもっと威力を高められます。」
「…ケミは自分の部屋に戻って研究を進めよ。ウィンドの方の新しい技はどうだ。」
「…サトウ様…恐れ入りますが我の新技、試させていただきます。」といって両手に全風エネルギーをためて連続発射!
サトウはそれを片手で防ぐ。
「うむ。なかなかの威力だ…が追尾能力はつけた方がいい…全エネルギーを使い切っただろうから休め。」
「はっ」といって去っていく。
「……またどうせお前の望みは手合わせだろう?…かかってこい、ホール。」と言葉が放たれると同時にサトウの後ろに現れる。
その瞬間、サトウが足を振り、ホールをキック!そしてホールが吹っ飛ばされて壁に当たって気絶。これがいつものパターンだ。
「…ピクルスエッグはあるか?」
「はい。ここに。」といってピクルスエッグが乗った皿を差し出す。
「うーん。何度食べてもうまい。葺茗も食べるか?」
「いや、私は苦手ですので…」
サトウの好きな食べ物の一つが葺茗特製ピクルスエッグだ。
ちなみにピクルスエッグは葺茗を除くE.S.Gのみんなの好物。
だから直径1メートルの瓶の中に常に酢と葺茗特製調味料につけてある卵がぎっしり入っている。
ピクルスエッグを3つ平らげてサトウは帰っていった。
「…あっ。呆然としている時間ないな。次は突撃部隊の武器のケアと…もう3時か。そろそろ準備を早めに始めなきゃ。」といって葺茗も去っていった。
「ん?あっ。またサトウ様にやられたぁ。特訓したら強くなるかなぁ?サンドバッグがわりに葺茗よぼ。」
と言ってホールが葺茗に電話するが繋がらない。
「ちっ!」といって足早にホールも葺茗を探すのであった。
次の更新は1月11日になります。




