第9話 壁と予算
第9話公開です!
「それではこの壁を壊していただきます。」
「壁を壊すくらい誰にでもできるんじゃないの?」
「この金色の壁はね。この先の壁が壊せないのよ。この先の光っている緑の壁に生物がさわるとダメージを受けるの。」
「だから高井でもうかつにパンチ出来なかったわけかぁ」
「そうなのよ。」
「んじゃ早速壊して行きますか。」
『オイ!ワガハイはシょウニンしてないゾ!』
「…ドリルになれ。」
といって金色の壁を削っていく。
削り始めてから10秒ほどたつと緑の壁が露出して来る。
『ン?このカベふつーニこワせるぞ』とスカルが言った瞬間派手な音を立てて壊れる。
その奥に入っていたのは蓮のような形をした物体だった。
「は?蓮?」
「これ売ったらかなりの額になりそうね…予算も足りないし…」
「は?予算足りないの?帳簿記入帳見せて。」
「まぁ…上行こうか」と誤魔化す
「昔から金を無駄遣いしていたからなぁ
例えば一回も読まずに捨てられたなぜか妙に高い漫画雑誌とか、一日で飽きたヨーヨーとか、高校生の時は振り込め詐欺にも引っかかってたっけ。お金が無くなるたびに僕が初めてお小遣いをもらった日からためていたお金をこっそり取っていたっけ…?最後にはお小遣いすべてを大胆にとっていたよね。あの時ためていた七万四千三百二十五円と利子で七万五千円返して?」
「まあその件はおいとこう」
「で?なんで予算足りないの?」
「それは…食費とか…」
「ほんとは?」
「年度予算三十億円中二十九億円開発班が持っていった。」
「なんでそんな無駄遣いを…」
「班長会議で予算の行き所を決めるの。一年前the gameへの直通列車を作ったという実績がある上に開発班班長に口答えしたら私や高井でもただじゃ済まなーー」
「おい何俺様の悪口を言っているんだぁ?」
「…こいつがB.S.T一の問題児、岩手五郎よ。問題児だけど開発の腕は確かなのよ…」と貴美は青汁を三百二十七杯くらい飲んだような顔をして貴美が言った。
今回ちょっと文字数少なめです
次回は1月25日投稿です。
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