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038_蛙ちゃんの耳寄り情報。

 なんでもミカドの宮で女中が餌食に成りまくっているらしい。

「餌食って何よ?」

 姫様、学校での授業が合間、

 昼休憩での食事中に、

 その手のものが手に入れた情報を、

 色眼鏡、傷あり侍女から報告されていきます。


「ええまあ、なんと言いますか、

 ぱくっとやられたそうです、

 こう、色っぽい話の方面で、

 喰われまくっているそうです」

 ちょっと顔を赤らめて、説明する侍女さんです。


「あーなるほど、神様系の、

 下半身事情なわけね、

 色魔かな?

 ちなみにそれ異性だけ?

 神話系によると、

 同性でもいける可能性があるんだけど?」

 しれっと、蛙姫が指摘します。


 一緒にお昼をしている、兎娘の顔は赤いです。


「どうなのでしょうかね?

 皇子の一人が、ちょっと、

 熱を上げているような表情をしているらしいですけど?

 特に褥組は慌ただしくはなってないようではありますが?」

 首を傾げて、確認してみますという、侍女さんです。


「お、男の子同士でもできるの!?」

 兎娘が驚きの声をあげます。


「むしろ自然な流れですわよ?

 神様関係なら、

 基本、

 男の子は男の子どうしで、

 女の子は女の子どうして、

 恋愛することが正しいというから」

 さらりと、ぺろりと、昆虫食を食べつつ、姫様です。


「息を吐くように嘘をつかないでください、

 確かにそれほど珍しいことではありませんが、

 今こちらに来られている神様は、

 女性の方が好みらしいですよ?

 後ですね、取っ替え引っ替えしてる理由は、

 歓待とか接待とかの意味合いもありますが、

 基本相手側の体力がもたないので、

 ええまあ、気が合わないと、

 瀕死になりかねない、相手ですからね」

 という侍女に対して、

 物騒な床事情ですわよね、と感想を言う姫様です。


「人睨みで、惚れてしまうと言う話ですね、

 眼力で情欲を増幅しているとか、

 あとは、体液が、その、

 感度とかをあげて、

 痛みとかその手のものも、快楽に変わるとかなんとか、

 初めてでもかなり、こく、致すことに、

 はまってしまうとか、中毒性が高いとか、

 色々噂があるようで」

 あくまでも噂ですが。


「それなんという美少女殺しかな?」

「別に少女に限らないらしいですが?」


 なんでそんなに宮に逗留しているのかというと、

 都の結界を張り直す、上位系に変質させるために、

 術部と共同で開発改良作業をしているわけで、

 で、その術式の中心にミカドを据える必要があるので、

 しばらく宮に留まることになったと言う、

 話だそうです。


「無茶苦茶優秀じゃんか!

 と言うか、一応生徒枠なんだよね?

 その神様眷属?血族?少年?

 同級生だよね?

 うーん、どうやって繋がりを持とうか?

 いっそ、あなたを差し出してみる?」


「やめてください、死んでしまいます」

 割と真面目に断る、色眼鏡侍女でございました。



 かえるちゃんへの耳寄り情報でございました。

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