横暴な王妃
ミレーチェはその後も次男、次女を産んで子宝に恵まれましたが、友には恵まれませんでした。
《首飾り事件》でミレーチェは無実であり、真犯人が捕まりましたが後の祭り。
民衆はミレーチェを悪く言って王妃から引き摺り落とした方が良いのではと囁く者も現れ始めました。
ミレーチェは散財はなくなりましたが、今度は男性たちの混じって政治を動かそうとしました。
政治については専門的な知識がないミレーチェ。
ですが、王妃の立場で無理やり政策を決めていってしまいます。
もはや王でも止められません。
ミレーチェは横暴な王妃になってしまったのです。
そんな中、バーバラの娘だったカナリーは王国の兵士に無事なれていました。
しかし、彼女は予想していませんでした。
アニタが宮殿から追放されているなんて。
アニタに成果を見せたかったカナリーは兵士の仲間伝手でアニタの居場所を探りました。
しかしカナリーも今では立派な王国の兵士。
簡単には動けずに一年が経ってしまいました。
その間も民衆の怒りとミレーチェの怒りはぶつかります。
そして最悪なことに病気でミレーチェの王太子と次女が次々に亡くなってしまったのでした。
それがミレーチェの怒りに薪を焚べて、さらに燃やしました。
喪に服することも許されなくなった王国の宮殿。
毎日のように民衆と喧嘩のような会議。
宮殿と民衆の溝は消えるどころか深まるばかりになってしまいました。
そしてついに最悪の事態が起こってしまいます。
《王国監獄襲撃事件》
これが革命の始まりでした。




