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高校生達のかなりどうでもいい日常  作者: はんぺん
一月、睦月、january…
185/240

185.ほっかほか槙君

サービスシーン(?)ですね



視点 槙



「…………はぁ」


 夕食後。 特にする事のなかった俺は風呂に入っていた。……いや、する事あっても風呂には入るけども。


 風呂は良いものだ。一日の疲れをだいたい癒してくれる。長風呂するとむしろ疲れるが。過ぎたるはなお及ばざるが如しとはよく言ったものだ。


 ……なんかもう、湯槽浸かってると考え事しかする事なくなるような気がする。他にできる事もないしな。


 考えるっつっても、特に大層なもんじゃないが……。でもまぁ、暇潰しくらいにはなる。


 さて、何を――


「やっほ」


 ――考えようかと思った矢先。風呂の入り口が開いて何かが顔を出した。


「何か用か?」

「九日十日?」

「やるとは思ったけどな?」


 何か、というのは柚。コイツは俺や樂が風呂にいると顔を出す事がある。なんなんだ一体。


「特に用はないさ」

「ないのかよ」

「キミと話したかった。それで良いじゃないか」

「もうそれで良いから換気扇つけてくれ」

「ふふ……これかな?これが良いのかな?」

「そういうのいいから」


 開けっぱなしにしておくと洗面所に湯気流れ込むから。


「さて、何を話そうか」

「話す気があるなら話題持ってこいよ……」

「良いじゃないか別に。ただ暇潰しに来ただけなんだから話題なくても」

「本音吐きやがった」

「ボクの行動理念なんて“暇潰し”か“いじり”くらいだろう」

「ただのダメ人間だろそれ」


 マトモな理由が見当たらないぞ。……いや、笑ってんじゃねえよ。


「槙だって似たようなものだろうに」

「まぁそうだけどよ……」

「槙ー! あ、柚もいたの」

「いたよ」


 お一人様追加。樂の参戦だ。

 てめーら人が風呂へぇってんのに良くもまぁズケズケと…………まぁ今に始まった事でもないし良いか……。


「ねぇ槙、亜種の弱点ってどこ?」

「何の亜種だよ。何の弱点だよ」

「え? あれ? なんだっけ」


 ……樂の相手してると和むなぁ。



柚さん暇なんですねえ

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