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高校生達のかなりどうでもいい日常  作者: はんぺん
一月、睦月、january…
182/240

182.三学期!中間考査!

はい、 中 間 です



「テストなんてええええええぇぇぇぇぇ!!!!」

「テストなんてー」

「合いの手とかいらない!」

「だろうな」


 分かってるならやめよう! ツッコミの手間が増えるだけだから!


 朝。教室。

 今日から三学期中間考査。絶対おかしい。

 だって昨日三学期始まったばっかりだよ!? まだ二日目だよ!? 中間って何!!


「いや、僕が言いたいのはそこじゃないんだ」

「合いの手ではない、と?」

「そこは心読むところでしょ!?」


 槙いつもこの辺りで心読むじゃん! それとも何? 読んだ上でわざとやったの?


「あぁ、ダメだどんどんド壺にはまる」

「樂は少し思考を止めてみようか」

「槙はいつでも思考停止してるね! 知ってる!」

「何言ってんだ。俺は常に“どう発言すればツッコミが入るか”と考えてるぞ?」

「漫才の事しか頭にないのか!? このダメ人間!!」

「そこまで言われる筋合いはないわ」

「うん」


 ちょっと落ち着くために言っただけだから。これで落ち着くってのも変な話だけど。


「僕が言いたいのはね、なんで初っ端からのテストなのに“中間”って名前…………いやこれ違う!」

「落ち着けよ」

「落ち着こうと頑張った結果がこれだよ!?」

「ならもう諦めろ」

「なげやりだ!」


 槙がケラケラと笑う。絶対に僕の反応を見て楽しんでる。……いや、いつもの事だけどもさ。


「……ねぇ槙」

「なんぞや」

「僕は何を言おうとしてたんだろうね?」

「『誰だよ僕の水筒に寒天入れたの!!』かな」

「違うと思うよ!?  第一まだ水筒の中身とか見てないし!」

「……………………」

「……や、何その哀れなモノを見るような目」


 え? 本当に寒天な訳ないよね? ねぇ?


「嘘だと言ってよ槙ぃ!!」

「……朝からにぎやか」

「あ、愀おはよう」

「はよー」

「……おはよう」


 愀の参戦だ。またいつもの如くボケまくるんだろうな。


「愀聞いてくれよ、こいつの水筒には寒天入ってんだぜ」

「……………………」

「愀その哀れなモノを見るような目やめて! っていうか槙それは嘘なの!? ホントなの!?」

「ほら聞かれてんぞ愀。答えたれ」

「いや槙に聞いてるんだよ!」

「……もう水筒開ければ」

「はっ! そうじゃん! 開ければ一発じゃん!」

「チッ、せっかく気付いてなかったのに」


 槙が何か言ってるが無視。カバンから水筒を取り出し、いざオープン!


 ………………………………。


「寒天じゃないじゃん」

「当たり前だろ何言ってんだ」

「槙さぁ…………!」

「ん?」


 うーん。そのニヤニヤしてる顔を殴りたい。


「で、何話そうとしてたんだ?」

「もう知らないよ!」

「……思い出せ」

「そんな無茶な!」



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