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高校生達のかなりどうでもいい日常  作者: はんぺん
一月、睦月、january…
179/240

179.年明けからの大掃除

今更ですね



「はいはい動け動け」

「う〜……ねむい……」

「正月なんだからもう少し寝かせてよ……」

「調子乗って朝まで起きてたのはどこのどいつだ」


 お正月。なのに今日は大掃除をやるらしい。僕と柚の家ではもう終わってるけど、槙の家では終わってない。年末にできなかったからね。


 それで、僕達が巻き込まれている。


「ボク達は掃除しなくても良いだろう!」

「そーだそーだ!」

「母様からのお達しだ」

「ほら槙早く!」

「ボク掃除したくて仕方ないよ」


 槙のお母様には逆らっちゃいけない。ダメ。絶対。

 それに僕達は少なからず世話になってるしね!


「やるなら早よ着替えろや」

「「御意に!」」

「なんだその返事」


 逆らっちゃいけない。逆らっちゃいけない。


 

 数分後。

 着替え終了。多少汚れても良い服装。ちなみに槙はすでに使い捨てゴム手袋と三角巾を装備している。


「それで、僕達はどこ掃除すれば良いの?」

「そうだな……とりあえずハタキでも使ってホコリ落として、モップかけてくれ」

「「りょーかーい」」


 よし。ホコリなんぞ全力で掃いて捨てる!!



――――――――――



「んー……あらかた終わったね」

「このホコリどうする?」

「ゴミ袋にぶち込んどけば良いよ」

「表現が怖いよ柚」


 間違ってないんだけどさ。


「そういえば槙はどこ行ったんだろう」

「さぁ?窓でも拭いてるんじゃない?」

「あー、やっぱり?」


 槙はどういう訳か窓拭きが大好きだ。汚れた窓の透明感を取り戻すのが楽しいらしい。僕が見た時にはお風呂洗ってたけど今は水音してないし、たぶん窓拭いてるんだろうな。


「もう今度から槙が暇って言ってたら汚れたガラス与えようか」

「良いねそれ」

「良かねぇよ。どんな偏見だそれは」

「あ、槙だ」

「窓はほっといて良いの?」

「なんで俺が窓に異常に傾倒してるみたいな感じなんだよ。ってか窓拭きならもう終わっとる」

「流石。仕事早いね」

「どういう意味だてめぇ」


 そのままの意味だと思うけど。


「槙、もうボク疲れたから寝てて良い?」

「布団と一緒にクリーニング出してやらっか」

「やめてくれたまえ」

「なんだその口調」

「ボクは洗濯しても綺麗にはならないぞ!」

「よっぽど汚れ酷いのか、もしくは元々汚れてないのか」


 どっちだろうね。柚は色々フリーダムだからよく分からないよ。


「もう良いじゃないか。ボクが寝るんだから皆で寝れば」

「何その意味不明な理論」

「ていうか多少はホコリかぶってるんだからまずお風呂入らないと」

「よし、じゃあお風呂入ってから寝よう」

「どんだけ寝たいの」

「つかまだ風呂沸かしてないし」

「……ならお風呂で寝よう!」

「落ち着け」


 もう本当に意味が分からないよ。お風呂で寝たらのぼせるし。


「ほらほら、つべこべ言ってないで働け働け」

「わー」

「強制労働はんたーい」

「母上が」

「「さぁ早くやろうか!」」


 逆らっちゃいけない。



槙くんのお母様はどんな人でしょう……

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