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高校生達のかなりどうでもいい日常  作者: はんぺん
一月、睦月、january…
178/240

178.元旦!

あけましておめでとうございます!



「「あけおめー」」

「ああああけおめ!」


 タイミングズレたあああぁぁぁぁ!!


 ……いや、まぁ良いや。また来年チャンスはあるんだ。そう、あと一年待てば……そう、一年……。


「よし、じゃあ大富豪やろうか」

「切り換え早くない?」

「こんなモンだろ毎年。樂の番だぞ」

「あ、そういえば」


 えーと……4はあるかな? お、あったあった。一枚だけ。数字小さいやつが早くハケるのは嬉しいね。


「はいハートの4」

「ハートの5で」

「早速縛り!?」

「人の自由だろ」

「はい6」

「え、あ、うん」


 えー……7は……。


 …………。


 ……革命できるね。

 なんでこんな時ばっかり四枚揃うのさ。持ってるカードなんて真ん中のあたりが大半なのに。3?一枚しかないよ。


 まぁ良いや。とりあえず適当に8出して切……8ない。なんで8のハートだけないのさ。ふざけてるの?


「……11で」

「12」

「2」

「出ないよー」

「俺もだ」

「なら切ってスペードとダイヤの5」

「うわぁ……」


 あったかな……? いや、7ならあるけどさ。あ、9にあった。



――――――――――



 1ゲーム目は革命しても結局戦況は変わらず。

 4ゲーム目に突入し、槙がトップに君臨。僕はさっきからずっと平民。


「くっ……なんでボクのところには良いカードが来ないんだ……」

「性根が曲がってるからじゃね」

「だったら槙の方が酷い手札になるよね?」

「ていうか勝ちたいならイカサマすれば良いのに」

「それじゃ勝った事にはならないじゃないか」


 何そのポリシーみたいな。カード配るのは最下位の人という事になってるので柚がやろうと思えばいつでもできる。……まぁ、つまり柚がずっと大貧民なんだけどね。


「まったく……そろそろ切るのも飽きてきたよ」

「なら早く大貧民から抜け出さないと」

「そうだな、ただでさえ胸が貧し痛たたたたたた柚耳はダメだ耳は!」

「なら要らん事は言わなければ良いんじゃないかなぁ? ねぇ?」

「いや使えるネタがありゃボケるのは当然だろぎゃあああああぁぁぁぁぁもげるもげる!!」


 槙も言わなくて良い事は言わなければ良いのに。いや本当に。柚で遊びたいのは分かるけどさ。


 ……ちなみに、耳ってのは人の力でも引っ張ればブチれるらしい。わりと本気でもげるから侮れない。気を付けよう。


「……はぁ。ほら配るよ」

「ううむ……耳がもげる……」

「自業自得だよ槙……」


 まぁ分かっててやってるんだろうけどさ……。柚もそこそこに手加減してるだろうし。やってる事はまるで夫婦漫才だよ。


「大富豪さ、5人欲しいよね。気分的に」

「バランス良いしな」

「一人10枚まで減るけどね」

「戦略の幅が多少変わるよな。さぁ柚、二枚」

「むぅ……せっかくジョーカー来たのに」

「この強者が優遇される制度がなんとも……」

「世知辛いな」

「貧民から大枚巻き上げて小銭渡すなんてどんな理不尽な世の中さ」


 現実で考えたくないねぇ。


「またボクからか……はい」

「なんで柚はそんなにトランプゲーム弱いかねぇ……」


 基本なんでもこなすのにね。



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