175.雪も降らない終業式
ええ、降りませんよ
視点 槙
「明日から冬休みだああああああああ」
「そうだな」
「ちょっ、反応薄くない!?」
いつでもツッコんでやると思うなよ。
今日は終業式。ようやく二学期も終わりだ。
期末テストの点数は……まぁ、アレだったが、なんとか今年も切り抜けられた。三学期も無事に切り抜けられれば良いな……。
「あんまりそういう反応ばっかりしてると騒ぎ続けるよ!」
「勝手にしろよ……それ樂が奇異な目で見られるだけだからな」
「またそういう冷たい事を」
「ほら言うだろ。心が冷たい人は体が温かい」
「それ逆だし、同じ事だいぶ前にも言ってたよね!?」
「まぁな」
肯定しちゃうんだ!
「しかしアレだな」
「どれ」
「高校に入ってから校長の話が異常に短くなったよか」
「あ、うん。でもその話も前にしたような気がするけど気のせいかな」
「気のせいという事にしておけば樂の身の安全は保証されるな」
「物騒だね!」
何身の安全って!薄ら怖いよ!?
「なんか規則も一気に緩くなったし」
「ケータイ所持OKだしね」
「制服もないから容量も増やせ……いや、そうでもないか」
「むしろ減ってない?」
制服はポケット大きかったし。
「……細かい事は気にすんなよ」
「えー」
「もうどっちでも良いよ」
「どっちっていうか、槙言ってる事が支離滅裂だよ」
「諦めろ」
なんじゃそりゃ……。
「……で、何の話してたんだっけ?」
「さぁ?」
冬休み突入でーす




