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高校生達のかなりどうでもいい日常  作者: はんぺん
十二月、師走、December…
171/240

171.暇人達の休日

ええ、祝日です



「祝日だあああぁぁぁ!!」

「叫ぶな!」


 怒られた。最近こんなんばっかりか。


 槙の家。昼前の10時過ぎ。

 今日は祝日。更に言うと冬休みまで残り四日。土曜日から冬期休暇。ひゃっほう。


「さて、今日は何してようかな」

「樂はどうせダラダラしてるだけだろ」

「うん、間違いないね」


 休みの日なんて休むためにあるのさ! よって僕は休むっ!!


「じゃ、僕は寝る」

「待て待て、なんでここに来た」

「すやー」

「叩き起こすぞ」

「ごめんなさい!」


 やめて! その手に持った公告の束(資源ごみに出すためにひもで括ったもの)を置いて! 怖いから!


「むー……いいじゃん別にぃ。槙の家って結構くつろげるんだよ?」

「だからって来る必要はないだろ。というかソファで寝るな」

「寝心地良いよ?」

「邪魔なんだよケツで潰すぞ」

「僕はソファじゃないよ!?」

「俺はソファに座りたいだけだから。その上に置いてあるモノも必然的に潰すことになるな」

「ごめんなさい!」


 なんか横暴だぁ! いや、ここで寝ようとする僕も悪いんだけどさ。


「しょうがないなぁ……じゃあ槙の部屋のベッドで寝るよ」

「だからどうしてわざわざ……布団ひっぺがすぞ? あと生姜ならあるし」

「槙の家の生姜事情なんて知らないよ!? ていうか注目すべき所はそこじゃないし! ボケをボケで返さないでよ僕がツッコミになっちゃうじゃん!」

「ならそのボケを更にボケで返せば良いだろう」

「でもツッコまないと怒るじゃん」

「まぁな」

「そこ威張るところじゃない!」


 まったく……仕方ない、もう寝るのは諦めよう。


「はぁ……なんかゲームでもする?」

「ソリティアとか?」

「それ一人用だよね?」

「フリーセルか」

「あれ僕ルールよく知らないし一人用だよね?」

「大富豪?」

「……二人で?」

「マインスイーパとか」

「パソコンゲームだし!」


 しかも僕一番簡単なやつしかクリアした事ないし! 何あの広いやつ!


「マインスイーパって謎だよな」

「ん?」

「だってあれ、闇雲に連打していかに早く地雷踏むかってゲームだろ?」

「それ僕もやってたけど猛烈に間違えてる」


 小さい頃よくやったよ? だってなんの説明もなしに始まるんだもん。


「仕方ねぇな……七並べでもやるか」

「仕方ないのはどっちなのさ……」

「さて、やるか」

「おー」

「だが俺はトランプなぞ持っていない!」

「じゃあなんで言ったの!?」

「気分だ」

「良かった、今日も平常運転なんだね!」


 良くも悪くも! いやむしろ悪いだけかな!


「じゃあ何やるよ?」

「じゃんけん?」

「それで良いんだな?」

「やだよ」

「なら何故言った」

「気分だよ」

「お前、大丈夫か?」

「うわーん!」


 いや分かってたけど! 分かってたけどっ! でも僕としては同じ返しが欲しかったよっ!


「じゃ、久しぶりになんか狩るか」

「あ、はい」

「ゲーム機は……」

「そこにまとめて置いてあるよ」

「丁度良いな」


 丁度良いね。

 いやー、久しぶりだなぁ。何か欲しい素材とかあったかな?


「ところでさ」

「おう」

「槙はどこ行ったの?」

「あぁ、槙なら例の場所に行くっつってたぞ」

「元気だなぁ……それで、柚はその槙の真似はいつまで続けるの?」

「もうやめようか」

「それが良いよ」



柚さん、気に入ったんでしょうか?

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