167.やること
……タイトルが思い付きません
「………………」
「………………」
「………………」
「…………な、何?」
昼休み。教室。なんかすごい見られていた。愀に。僕なんかしたかな……。
「……特に意味はない」
「うん……?」
「ただ、最近……」
「最近?」
「…………」
「…………」
「……なんでもない」
「なんなの!?」
さっきの間は何!?
愀が僕から視線を外す。
「……最近」
「結局言うんだ?」
「……ゲーセン行ってない」
「…………ん?」
「ゲーセン行ってない」
「いや繰り返さなくても良いから。聞こえてたから」
微妙なところで自己主張するね。
「ゲーセンくらい行けば良いじゃん」
「……やる事がない」
「えぇ?」
「やる事がない」
「聞き直した訳じゃないって」
なんなの?ボケたいの?
「やる事がないってどういう事?」
「……目的を、見失った」
「なんでちょっとカッコいい言い方なの」
「関係ないけどゲーセンタバコ臭い」
「それはわかる」
槙も散々嫌がってる。いや、灰皿があるんだから仕方ないと言えば仕方ないんだけどさ。それでも気分は良くない。
「で、タバコの臭いが嫌なの?」
「そこまで極端には……」
「なんなんだよ!!」
「…………」
「いや、そこで黙らないでよ」
「……カルシウム摂りなよ?」
「あれ!?僕心配された!?」
しかも心配の仕方が微妙……いや、突然キレたからカルシウムなのか!キレてないよ!
「キレてないですよってか……」
「いや違うよ!?懐かしいねそのネタ!」
「良いから今日はもう帰って寝なさい……」
「なんで僕は早退を推奨されてるの!?」
「手のかかる奴だ……」
「だからそんな事言われる筋合いはないよ!」
……あれ?なんか会話脱線してない?




