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高校生達のかなりどうでもいい日常  作者: はんぺん
十月、神無月、Okutoba…
124/240

124.明日は強歩大会



「槙……」

「ああ……」


 帰り道。

 刻々と処刑宣告の時間が迫っている。


 とはいえ僕達には何もできない。できるのは祈る事だけ。


 しかしそんな僕達の祈りが天に届くはずもなく。


「明日、か……」

「逃げられないんだね……僕達は……」


 そう。明日は強歩大会。

 体力のない僕達には処刑以外のナニモノでもない。


 

 木工は僕達を殺しにかかっているのだ……。



「制限時間って六時間だっけ……」

「そうだ……」

「十二時間くらいとって欲しかったね……」

「楽勝だろうな……いやそうでもないか……」

「30kmの間に山登って降りてするとか……」

「下りが一番怖いな」

「皆なぜか下りとか楽勝とか言ってるよね」

「そういう奴は山登りとかした事ないんだろうな」


 槙はわりと行ってるからね。家族と山菜採りに。


「まぁアレだ。柚にバレなきゃ大丈夫だろう。たぶん」

「気付かれたらわりと詰むよね」

「動けないのを良い事になんかイタズラしそうだよなぁ」

「動けないっていうか動きたくないの方が正しいよね」

「まぁな」


 柚はツンデレだから何するか分からないんだよなぁ。何してもおかしくないっていうか。


「大人しくしててくれるなら良い。とりあえず俺達で遊ばないでくれ」

「バレたら遊ばれるよね……」

「柚の気分次第だな……」

「普通に優しい確率ってかなり低いよね……」


 なんか考えるだけで疲れてきた。今日は早めに寝よう……。



二人とも頑張ってね!

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