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高校生達のかなりどうでもいい日常  作者: はんぺん
十月、神無月、Okutoba…
123/240

123.晴天、突風、砂嵐

視界を執拗に奪いにきます



「痛い痛い痛い痛い!」

「目がぁ、目があああぁ!」

「うるさいぞバ○ス大佐!」

「明らかに違う!」


 今日は風が強い。


 本当に強い。


 無駄に強い。


 ふざけるなってくらい強い。


 つまり。


「砂がああああぁぁぁぁああ」

「目が砂に入った?」

「大惨事だよね!逆だよね!」

「目洗えよ」

「水道ないよ!」

「お茶」

「大丈夫なのそれ!大丈夫じゃないよね!」


 お茶で目洗うってどういう事情!? ただ事じゃないよ!


「ていうか自転車酷い事になってるな……全体的に砂まみれだ」

「変な表現だねぇ」


 駐輪場の自転車、確かに砂まみれになっている。これは処理が大変だ。


「こんなに風強くなくて良いよ……ったく」

「とりあえず砂巻き上げるのやめて欲しいよね」

「汗かいてるとひっつくしなー」


 砂を落としながら会話。


「髪とか砂まみれになるし」

「服も砂まみれになる」

「砂まみれにならない物ほとんど無いね」

「ふざけてんな」

「駐輪場がグラウンドの隣ってのも問題だよね」


 思いっきり砂が飛んでくる。今僕達はグラウンドに背中向けてるから顔は無事だけど。今は。今は。


 今から家に向かう訳だけど。


「てか向かい風じゃーん……」

「そういえばそうじゃーん……」

「帰るのだるっ」

「場合によっては砂嵐に突っ込む事になりそうだね」

「やめてくれ……」



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