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115.猫もふる
私ももふりたいです
視点 槙
「……………」
「……………」
放課後。例の場所。
なんかもう……アレだ。
説明するのも面倒だ。
今この状況が幸せだからなおさら……。
「………………もふもふ……」
「…………ゴロゴロ……」
あぁもうなんだこの生き物。可愛過ぎるだろ。
なんで何の抵抗もなしに俺にもふもふさせてくれるんだよ。もう幸せでいっぱいだよ。
「…………もこもこ……」
「……にゃぁぁあ……」
なんなの。この猫は俺を萌え殺しにするつもりなの。受けて立とうじゃないか。
でも死ぬ前に存分にもふもふする。
「もっふもふ…………♪」
「………………♪」
あー。なんか色々どうでもよくなってきた。生きててこの猫がいればそれで良いやー。
あれ、この猫に殺されるんだっけ?それはもったいないな……。
でもまぁ幸せだし良いかな〜。




