表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
高校生達のかなりどうでもいい日常  作者: はんぺん
九月、長月、September…
104/240

104.ぐっちぐち

樂君の愚痴です



「それでさぁ、二人とも酷いんだよ」

「…………」


 教室。昼休み。


 僕は愀に、幼馴染み二人がボケさせてくれない事を愚痴っていた。槙は係の仕事で職員室に行っている。


「だいたいさ、僕って元々がボケ役じゃん。なのにあの二人はね、自分がボケる事で僕にツッコませて、結果的に僕のボケを封じてるんだよ」

「……“ぼ”多いね」

「いやそれ関係ないよ」


 ぼ多いのは僕も少し思ったけど。それでもぼぼぼぼぼぼぼぼ言ってた訳じゃない。


「例えばさ、昨日なんてどんな会話したと思う?」

「……ヘラクレスオ◯ヨロイグモの調理法について」

「何その議題!そんなものル◯イメモ見れば済む話でしょ!」

「他に思い付かない……」

「良いよ無理にボケなくて!……昨日はね、ダ◯グモの調理法について話してたんだよ」

「……あんまり変わらない気が」

「でも別物だよ?」

「……倒せば両方同じ」

「あぁ、うん。粉末だもんね」


 いや、材質は違うと思うけど。


「あれ倒すと粉々になるんだからさ、どうやって調理したのかなって」

「……どっちみち鉄臭くて食べられない」

「あの記述ねー……で、どうやって調理したのかなって話で、槙が『脚一本もげば良いんじゃね?』とか言うんだよ!?」

「……死んだら粉々になるなら理は通ってる」

「だけどさ、残されたダマグ◯の事考えてあげてよ!四脚の椅子の脚一本無くした感じだよ?バランス取りづらいよ!」

「……なら反対側も一本むしれば良い」

「僕がツッコんだら槙もそうやって答えたよ!バランスだけが問題じゃないってのに!」

「……食べ物とかどこから食べてるんだろう」

「しかも最終的に脚全部なくなれば解決じゃね?とか言い出すんだよ!?それに歩けないだろ!ってツッコミ入れたら『転がれば良いじゃないか』だよ!?ダマ◯モをなんだと思ってるの!?ていうかなんで死ぬと胴体がくす玉みたいに割れるのっ!?」

「落ち着いて……」

「そもそも◯マグモってなんだ!!」

「もう手遅れ……か……」


 こんなテンションで、昼休みの時間が許す間愀に愚痴り続けた。



彼はいつボケに復帰できるのか……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ