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高校生達のかなりどうでもいい日常  作者: はんぺん
九月、長月、September…
103/240

103.暇人逹の放課後

だいたいが放課後の話だろうって?

まぁそう言わずに……



「うあ〜……暇ぁ……」

「我慢しなさい。男の子だろう?」

「関係ないよね!?」


 例の場所。暇人な僕達は暇だからという理由でここに来ていた。……いつもの事だけど。


「暇ーーーっ!!」

「静かになさいよ。槙が起きるだろう?」

「叫ばずにはいられないよ……何この暇さ加減」

「いつもの事だろうに……」


 槙はすぐそばの木にうつかって寝ている。日頃の疲れがたまっているのだろう。


「……槙ってさ、器用に寝るよね」

「そうだね。逆に疲れるんじゃないかなって寝方してるよね」


 今もそうだ。木にうつかって寝てる。ここまでは良い。この槙、なんと立ったまま寝ているのだ。腕を組んで、右足を重心にして左膝を少し曲げている。普通なら頭は下を向くのだろうが、槙は顔が前を向いている。どうでもいいが今日は猫はいない。


「……素直に座れば良いのにね」

「ツンデレなんだよきっと」

「ツンデレかそうじゃないかは関係ないよね!?」

「……はぁ。君はワンパターンなツッコミしかできないのかい?」

「仕方ないじゃん!僕は元々ボケる側だし、そもそも他の返し方しようとすると微妙になるよ!?」

「諦めたらそこで」

「試合終了で良いよ!僕はボケに生きるよ!」

「僕はボケに生きる……ボケすらも微妙だね」

「それだじゃれじゃ無いから!柚がボケるから僕はツッコミに回るしかないんじゃん!」


 ああああダメだ、喋れば喋るほどドツボに嵌まっていく!どうすれば僕はボケの地位を取り戻せるの!?


「しりとりしようか」

「それこのタイミングで言う!?」

「りんご」

「押し通された……誤解」

「稲刈り」

「り……理想」

「瓜」

「……立体」

「猪狩り」

「………………旅行」


――――――――――


「ぶどう狩り」

「もう良いよ!」

「……?」

「何心底不思議そうな顔してるの!?いつまで“り”攻めするのさ!そろそろネタ切れだよ!柚は逆引き辞典内蔵なの!?」

「ダメだな……そこでボケ返さないと」

「柚に勝てると思うの!?」

「コンテニューの50円があれば」

「まさかのアーケードゲームっ!?」

「静かに。槙起きちゃったよ?」

「…………………。…………まだ寝てるよ!」


 これだけ騒いでるにも関わらず眠り続ける槙がすごい。よく寝るなぁ……。


「それではここで槙を起こしてみようと思います♪」

「いややめてあげて!?」


 なんかもう色々台無しだよ!!



そろそろツッコミに戻りたい樂君。

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