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第七話 えっへんノーツ

新人研修が始まった。


まずギルドの研修用の建物に集合させられ、職員達の自己紹介が始まった。


「今日から3日間お前達の研修を担当するノーツだ!!!よろしくな!」


……ノーツだった。


彼もこちらに気付き、指でグッドサインをしながら、こちらを向いていた。


その後、その他数名の担当者の自己紹介が終わり、各々自分たちの部屋に移動となった。


ギルドの研修用の建物は、アラップという名前らしい、アラップは、前世の学校のようなもので、年齢別で部屋ごとに分けられた。


俺が入った部屋は、8歳・10〜12歳と書かれている部屋だった。


8歳という文字は、紙が貼られており、急遽付け足したような感じだった。


八歳児が冒険者になるなど、そうそう無いものだからだろう。


部屋に入ると黒板に自分の席の位置が記されていた。


席に着くと、可愛らしい女の子が隣にいた。


「よろしく!!僕、カイロスって言うんだ!」

「よければ君の名前も教えてくれないかな!」


少女は一瞬驚いたような表情をし、ニカっと笑った。


「私の名前は、モニカ、10歳よ!」


「もしかして、君が噂の八歳児?」

「え!?噂になってるの?」

「うん、ノーツさんに決闘を挑んだ八歳児として、かなり有名だよ!」


そんなこんなでモニカと談笑していると、


ノーツがやってきた。


「改めてよろしく!今日から三日間お前達の担当をする、ノーツだ!」


「今から三日間の自邸を説明する、よ〜く聞いておくんだぞ!!」


『『はい!!!』』

僕らは元気よく返事をした。


「よーしいい返事だ。

まず、1日目は冒険者としての大切な座学の時間だ。


ここでは冒険者としては絶対に忘れてはならないことなどを教える。


2日目は、実技演習だ、各々の実力を図り、冒険者としてのランクを決める!


ここで実力は認められたやつは、最初からCランクスタートということもある!


3日目は、4人づつのパーティーにわかれて、森に入り各地に点在するモンスターを狩ってもらう!


ここも審査対象になるぞ!!」


ノーツは時程の説明を終えると、座学を始めた。


「今日はまず最初に、冒険者としては絶対に忘れてはならない5ヶ条を説明する!


1つ目は、『命を大切に』だ


たとえ、目の前にどんな財宝があろうとも、自分の命がなくなってしまえば、全て意味はない。


だから命を大切に、だ


2つ目は、『初心を忘れるな』だ


この中から、いずれAランク、Sランクへと上り詰めていくものも出るかもしれない。だが、どんな時にも、自分の力を驕らず、他人にひけらかすような真似をせず、自分が弱かった頃を思い出すんだ。


君たちは、これから色々な先輩達に助けられ生きていくと思う。


だからそんな先輩達を君たちはお手本にし、時には彼らが初心を忘れていないか「監視」する役目でもある。


3つ目は「仲間を大切にだ」


君たちは3日目でも行うように、これからパーティー単位で仕事をこなすことが多くなるだろう。


そんな時、一緒に戦ってくれる仲間は、一生物だ。


自らの命最優先と、言う人もいるが、俺は自分の命と同じぐらい、仲間というものは大切だと感じている。


だから俺は、君たちに仲間を大切にするということを忘れないでほしい。」


ノーツの説明が終わると、1人、2人と拍手が起こり、部屋全体を包むものへとなっていった。


その後の授業は、薬草などの基礎的知識、よく遭遇する魔物の弱点、緊急時の行動など、どれもこれから冒険者として生きていく上では大切なものだった。


講義は2時間ほどで終了し、新人の僕たちは、宿舎へと戻っていった。


宿舎に戻ると、すでに2人部屋である自室に先客がいた。




最近、ちょっとづつ色々な人に読んでもらえていて嬉しい所存です!!

よければブックマークや評価してもらえると嬉しいです。

物語の辻褄が合わないなどのご指摘があれば、ぜひ教えていただきたいです!

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