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365話 トラブルメイカーズ

 視察でブラブラ城下を歩いてるときだった。


 ナハトのやつが急ぎ走る姿を見かける。 

 他の幹部だったら今日は休みなんだな、ぐらいにしか思わないのだが。


 ()()()()()()だと別である。


 ナハトが創設した『エメット・アモル』により、怪物ゼットがうまれたせいで、【ななつのくに】が壊滅寸前まで追い込まれる事態になったのだ。


 俺がゼットを退治したおかげで何事もなく平和になってことなきをえた。



 だが! 失敗した場合。大昔に【ななつのくに】という古代連合国があり高度な文明を誇ってたのだ。


「これ程の高度な文明を持った国がどうして亡びたの?」


 遠い未来でこのようにいわれる事態が、簡単に想像できるのである。


 ゼットを倒せるか否かで新しい分岐点。

 新たな平行世界が生まれていても、おかしくない事件だったのだ。




 お供の森四郎と、アデル、コクウの三人も俺と同意見らしい。


 森四郎は何も言わないが冷や汗が頬を伝っている。


「アベル様から、ナハト殿へ注意をしたときいてはおります。

 ですが、ナハト殿は本当に理解できたでしょうか?」

「アデルの意見に賛同します。

 私の頭脳ではナハト殿は、ドクターの同種と結論が出ております。

 同じ事件を繰り返すことが懸念(けねん)されます」


「アデルと、コクウのいいたいことはわかるよ。でも、倫理観がぶっ壊れてるココナと違って。

 ナハトはもう一人の、サタナなんだぜ。

 一回いえば理解できる頭をもってるさ」


 俺はそう信じてるのだ。

 サタナから「僕は致命的な失敗を何度も繰り返さないからな。ナハトだってそうだ」 

 そのように、お墨付きを貰えてることだし。


 ナハトがとんでもないトラブルを起こすことは二度と無いだろう。…多分………。




 ナハトが他の人物と合流した。現れたのは話に出てくるココナだった。


「前言撤回だ! 視察は取りやめ。森四郎、アデル、コクウ。やつらの後を付けるぞ! いいね」

「「「はいっ!!!」」」


 ナハトと、ココナのふたりを信じてないわけじゃない。

 ただ、おかしな動きをしはじめたら注意しなければならない。


 そう、それだけのことなのだ。

 人はそれを信じてないというが。


─────────────────────


 とんでもない事態になった。


 レッドシュリンプ亭4号店のテラス席にナハトが座ってる。

 問題は他のメンバーである。


 ナハト、アーガシア、ココナ、ルーナ、ガネット、アヤナの七名なのだが。彼女達にはある共通点がある。


 そのとおり「のじゃロリ」なのだ。

 呆れた顔しないでほしい。結構、真剣なのである。


 とはいえ、ココナはロリというより童顔なだけなのだが。


 では、とんでもない事態とは一体何か?

 ソレは───。




 ナハト以下、のじゃロリがお喋りを続ける。


「マスターは僕について何か話しておらなんだか。のぅ?

 アーガシアと、ルーナは寝所が一緒じゃろ!?」

「わしは何もきいておらんのじゃ。毎日一緒に寝とるわけではないんじゃぞ」


「僕もアーガシアと同じじゃ。昨日はニャハルが一緒に寝たはずじゃ。

 アベルは暗殺を警戒して、一か所で寝取らんのじゃ」

「アベル王が嫁たちと日替わりで寝るための嘘にしか思えんじゃ。

 だいたい、あのアベル王をどうやって暗殺するんじゃ? 

 かの【魔神イブナス】。

 元創造神と対等に戦える化け物の中の化け物じゃぞ。

 暗殺者に我が王を殺せるとでもいうのかじゃ?」


 ココナめ。クククひどい、いわれようだぜ。まぁ事実だから仕方ないけど。


 そもそも、暗殺者含むトウ・ダーラに敵意を持つ人間がいる場合。

 国に張られた〈結界〉が感知して弾いてしまうのだ。


 敵は俺の寝所どころか国に入ることすらできないだろう。


〈結界〉を突破できても兵士、近衛、お抱え冒険者、親衛隊、魔王の両腕が物理的に排除するからである。


 アヤナと、ガネットは会話すらせずパクパク軽食を口に運んでる。

 美味しいせいかコクコク頷くのだ。

 何かいえよ。


「「ここの料理はどれも美味しーのじゃーー」」


 んじゃーと喜んでる。

 くそぅ! かわいいなぁ。


 話を戻すと。みんなじゃーじゃーいうせいで感覚が変になりそうだぜ。


 ゴーレムのコクウが特にやばいようだ。


「じゃ。じゃあ〜!? あっちがじゃー、こっちでもじゃー。

 回路に異常を確認。マ……ム…………。私はまだ、私です…か? のじゃー」


 キャラクターを失いそうになってる。


 ナハトは問題を起こすことなく『のじゃロリ』を集めて親睦会。『のじゃロリの会』を開いてるだけなので、もういいだろう。


 俺は"のじゃ、のじゃ"と、共鳴する幼女たちを残しこの場を立ち去った。




 余談ではあるが。次回開催された『のじゃロリの会』はココナが新型ゴーレム。

狂化炉(きょうかろ)搭載型。

※:各奴隷都市から贈られた資材となる人間の思念を一つにまとめ動力源に変換する〉を、暴走させ。

【ななつのくに】に混乱をもたらす怪事件を起こすことになるのだが!


 別の話であるため割愛いたします。

『逆バニー』『バニー』『うさぎパジャマ』。

「どれが欲しい? 三つともというのはどうじゃ!?」


俺はトウ・ダーラ城の私室にいる。

そうして目の前で正座するココナと、ナハトに罰〈※:1週間コスプレの刑〉としてする、コスチュームを選ばせているのだ。


ゴールデンバウ◯王朝の皇帝が、ローエングラ◯に褒賞を授ける口調なのはわざとしている。


ふたりは選べなかったため俺の裁量で全コスチュームを2日、2日、3日に分けてきるようにした。


俺は今回の件をきっかけにココナと、ナハトの休日には必ず、エージェントをつける決心をしたのだった。


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