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誕生日
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今日は俺の誕生日だ。
しかし、いつものように鍛錬場に行き、帰りに庭園に寄る。
すると、ハルが緊張しながらリボンで包装された箱を持っていた。
「トキから、今日が誕生日だって聞いてたんだ。はい、どうぞ。」
箱を開けるとそこには植木鉢に植えられた1輪の燃える炎のような濃い赤色をした花があった。
「カイの瞳に合わせた色の花にしたんだ。花、好きだからこれにしようって思って…どうかな?」
未だにこの庭園に来ているのは花が好きだからでは無いけれど…。でも、この花は特別美しく感じる。
「ありがと。大事にする。」
「良かった。あと、これも。」
宝石のついたネックレスを渡される。真ん中にある宝石が光を受けて七色に輝いている。
「こんなもの、俺が貰ってもいいのか?」
「うん、守りのおまじないがかけてあるからね。」
「すごいね…ハルの誕生日はいつなんだ?」
「1月7日だよ」
それまでにこんな高価そうな物に見合うものを渡せるだろうか。
____あっという間に1月になり、結局見合う物を買えるはずもない俺は街で自分の小遣いを全額つぎ込んでようやく買える小さなブレスレットを買って渡した。
ハルは見事な宝石だって見慣れているはずなのに、とても嬉しそうにしていた。
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