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この連載作品は未完結のまま約6年以上の間、更新されていません。
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なかなか勇者が来ないので、暇潰しに魔王城を抜け出した魔王が、城下町で悪役令嬢と勘違いされました

先代の魔王が病に倒れてから十年以上の月日が経ったが、魔王城を訪れる勇者はいなかった。魔王ミリヤは、惰眠を貪るだけの生活に退屈していたところ、お目付け役のララミィに誘われて、亜人たちが暮らしている城下町に出かけることにした。

ミリヤは、庶民たちに魔王だとばれないように演じるのだが、同行しているお目付け役との言動を見た者が『あれは、どこぞの貴族だろう』と噂を広めてしまう。

魔王の城下町遊びが日課になると、城下町の管理者が目に余る横暴を働いていることを知った。
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