リーンというキャラクターについて
これは私の自作キャラクターに対する惚気である。
それ以上でも以下でもない。
ただし、とても尖っていると自負している。
だって惚気だから。
リーンの公的な立場は、水理伯爵家の家臣だ。
ミナトの従者であり、同伴でもある。
そしてメイドである。
しかし、ただのメイドではない。
メイドヒロインはたくさんいる。
お姉さんヒロインもいる。
恋愛を教えるヒロインもいる。
でもリーンは少し違う。
彼女の癖は、
「成り立たせて、帰還させること」
だ。
生活を成り立たせる。
修行を成り立たせる。
戦闘を成り立たせる。
狩りを成り立たせる。
共同体を成り立たせる。
冒険者活動を成り立たせる。
人間関係を成り立たせる。
会話を成り立たせる。
デートを成り立たせる。
そして最後に必ず言う。
では次も戻れる形で
と。
だからリーンは、
一見すると愛が重い。
執着も見える。
時には母親にも見える。
でも少し違う。
彼女は相手を縛りたいのではない。
自分の元に閉じ込めたいわけでもない。
ましてや壁になりたいわけでもない。
送り出したいのだ。
ちゃんと成立する形で。
ちゃんと帰ってこられる形で。
だから長いこと考えた。
このキャラクターに付ける記号は何だろうと。
メイドヒロインだけでは足りない気がした。
もちろんそう評価してもらえたら嬉しい。
でも、それだけでは埋め込んだDNAを言い表せない。
だから私の中でリーンは、
メイド師匠系ヒロイン
である。
主人公を導く。
けれど主人公の代わりにはならない。
教える。
けれど答えにもならない。
支える。
けれど縛らない。
人生そのものを成立させようとするヒロイン。
それがリーンだ。
だからこれは惚気である。




