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東京ダンジョン  作者: ルーデル
2章
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謎の一団


「人がいる…」


様子を伺っていた楓が振り返り言った。



「人…他のチームか?」



「ううん、あんな人達はいなかったと思う。

それに3人だし。」



「外部の人間か?いずれにせよ放ってはおけないな。

永崎、岩手、一緒に来てくれ。

輸送班はここで待機しててくれ。」



昴と楓は頷き顕人に続いた。




そして前方の3人組に声をかけた。


「そこの3人、ちょっと止まってくれ。」




3人組はこちらを振り返り身構えた。


「くそっ!政府の連中か!?」


一番体の大きい男が苦々しげに言った。



その反応を見て顕人の答えが出た。


「やはり外部の人間か。

ここで何をしている。」



「お前らに答える義理はない。」



「ない事もないだろう。

一応ここは政府の管轄で調査してる土地だからな。」



「その政府なんざマトモに機能してねぇじゃねえか」



「確かに満足に機能してるとは言い難い状態だが、だからといって“はい、そうですか”とも言えないもんでな。

悪いけど俺たちと一緒に来てもらうよ。」



「俺たちこそ“はい、そうですか”とは言えねえなぁ。

押し問答に興味はねえ、やるぞお前ら!」




「まぁ、こんなところに勝手に入ってくるような奴らだし、そうなるよなぁ。」


顕人はため息をついた。


そして後ろの2人に言った。


「永崎、岩手、油断はするな!けど絶対に殺すなよ!」




ダンジョンにおける初の対人間戦がこうして始まった。

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