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東京ダンジョン  作者: ルーデル
序章
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虎穴


未知の鉱物は便宜上『オリハルコン』と名付けられ加工が進められた。


銃火器としての使用が不可能であったこと、相当数の調達が困難であること、そして何より異形の生物たちの姿形に個体差はあれど多少のダメージでは生命活動を脅かすには至らず、〝切断〟が最も効果が発揮することから、加工する形は剣となった。


幸いにして穴付近に蔓延るモンスターたちは動きもさほど素早くなく加工した剣は大いに力を振るった。


今でも這い上がってくるモンスターはいるが現状大きな脅威にはならず破壊された日本は少しずつ落ち着きを取り戻してきた。



しかし、誰もが思っていたことだが、この穴がそもそもなんなのか、今後更なる脅威になり得ないのか、根本的な解決には至らなかった。


そこで多くの党員を失った臨時政府は穴の調査隊を組織することにした。


本来ならば自衛隊員が調査隊となる予定だったが、事が事だけに未知の穴へ降りるという隊員は少なく臨時政府はやむなく多額の報奨金を出し民間から調査隊員を募ることにした。



後日勇気ある尖兵が穴を少し降りたところに大きめの横穴を見つけた。


中に入ると中は洞窟のようになっており、照明などはないが常に一定の明るさを保っていた。

そして時折見かけるモンスター達は、穴付近にて確認されたものと恐らく同種であり、ここからきたものと思われた。


広大な洞窟を暫く探索すると下へと続く階段があった。

この人為的なものが謎を更に深めた。



そして勇気ある尖兵が持ち帰った1番の功績がある。

それは現代におけるファンタジー、魔法の力だった。

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