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東京ダンジョン  作者: ルーデル
1章
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17/46

ゴブリンの挽歌


その後何度かの戦闘を経た一行だったが、その内容は上々だった。


昴が現在放出できる毒、ヴェレーノは神経系に作用するらしく敵は苦しみ動きが鈍った。

その隙に幾らでも処理できるのでかなり優秀な魔法である。



豹悟の氷、グラセも質量の差で単純な物理ダメージも

顕人のティーロを上回り、着弾時に周囲に氷が張った。

これにより上手く使えば敵の足を止めることもできる。

現状豹悟のコントロールで狙ったところにピンポイントに撃つというのは難しいが牽制として大いに力を振るった。



楓も未だに魔法は使えないが、戦闘中に魔法を使うという選択肢がない思い切りや、比較的小柄なため敵の攻撃を避けやすく、かなりの俊敏さを持ち合わせており剣の戦闘においては無頼の強さを誇った。



楓自身この結果には安堵しており、魔法を使えない事でチームの足を引っ張っているという罪悪感がいくらか緩和された。


始め楓に苛立ちを覚えた昴も楓の動きには感心し羨望の眼差しを向けた。




4人がそれぞれに力をつけ、元々ダンジョン内部で強化されていた身体能力はもはや常人の動体視力では捉えることも難しい域に達していた。



そしてついに地下3階への階段を発見した。

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