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桜吹雪舞う頃に5
桜吹雪一階の個室には会議室なるものが存在する。
ユイだけではなく、他にも別々に仲間たちが多くの戦士を連れて来てくれた、ならば次はどうすべきか。
今後の動向を話し合う事にした。
『まずはシキさん、スカウトの旅お疲れ様でした。まさか本当に連れて来てくれるとは思いませんでしたよ』
「アルフレーガシに住んでいた人達はみんなユイさんへ感謝していた。それと同時にこの人を街に縛り付けるような真似が許されるのかと感じていたんだ。だから割とすんなり、な」
『無限に沸き続けるシンマネ……そのような力が存在していたのは驚きですが、その人と古くからのお知り合いだったというのはもっと驚きでした』
「俺も会うまでは知らなかった」
『世界は狭いですね、間違いない』
反ナイトメアブレーキ同盟という看板の効果は大きく、順調に拡大していく事で、若くしてその指導者たるシキはほんの少しだけ、組織としての軌道に乗っているのを実感した。
「何とか間に合って良かった……」
『それってどういう』
「待て、外が騒がしくないか?」
『え?騒がしいのはいつもの事じゃないですか』
「いや。そう言うのとは違う……」
シキとリベールは身体が繋がっている、故にその信号が伝わる。
心臓の鼓動が早くなる。
話し合いをしていた数人の仲間を背後にシキはすぐにドアを開けた。




