バイオハザード編登場人物
バイオハザード編 クリーチャーズファイル
○Z-01 KAORU
散布されたウィルスを吸い込んだことによって生まれた普通のゾンビ。接吻、甘噛みによって感染者を増やすことができるが、最後までその機会は訪れなかった。
○Z-02 KURUMIA
ウィルスにより理性を失い、代わりに野生の本能を蘇らせた猛犬。姉妹犬とともに行動し、縄張りに侵入してくる貴大と女の子に飛びかかる。
直線でのダッシュ力と得物を押さえつける力は、ノーマルゾンビとは比べ物にならない。肉を貪るように繰り返されるぺろぺろは、ウィルス感染率を急激に高める。
ゾンビ化しても変わらぬ可愛さは驚異的。
○Z-03 ARUTHI
冒険者の少女が感染者と化した姿。気になるあの人の後を付けまわすが、いざ目の前にすると顔を真っ赤にして立ち尽くす。
だが、そこで油断してしまえば、ARUTHIの奇襲を許すことになってしまう。背後からの飛びかかりと、決して逃すまいとする大しゅきホールドは、歴戦の戦士であっても避け難く、また外し難いだろう。
なお、ハチミツれもんの匂いがするという報告が上がっている。
○Z-04 ERUU
元からゾンビのような風貌だったため、感染者と間違えられ、危うく倒されそうになった眼鏡エルフ。今回は研究者らしく、ワクチンの作成に尽力した。そして、研究者らしくゾンビと化した。
しまいには化け物に成り果てる辺りが、『図書館の魔女』と呼ばれ、恐れられるエルゥらしいところ。
ただ、いつもはネタ要素ばかりが目立つが、本当は天才なんですよ。
○Z-05 FURANSOWA
学生たちを助け、一人だけ逃げ遅れ、感染者たちの百合百合しい攻撃を受けてしまった大貴族の少女。ウィルスによって変わり果てた縦ロールの髪以上に、首筋などに残るキスマークが痛々しい。
感染前は優雅さをもって貴族とは何かを知らしめていた少女が、野獣のような姿と化す。これも、ウィルスの恐ろしさの一面だろう。
報告では、鳴き声は「デスワ!」とのこと。
○Z-EX KILLING
ウィルスの影響からスキルや戦闘技術はすべて失ってしまっているが、代わりに筋肉が膨れ上がり、オーガなど比較にならないような化け物と化している。
悪い虫もとい、貴大憎しの感情から、彼だけにその力が向けられているのは、幸いといえば幸いだった。もしも無差別に同性を襲っていたら――グランフェリアのノンケは、狩りつくされていただろう。
次回、サイドストーリーズ6。
働きすぎて灰になっている貴大を、サブキャラ視点で観察します。