運命の変わった日
「そなたの護衛は謹慎させる」
「そ、そんな殿下、彼らは悪くありません! 私が抜け道を使って勝手に出たのです」
「わかっている。……そのほうが優しいそなたは堪えるからな」
そんなわけで、出世街道まっしぐらだった近衛騎士の俺は謹慎することになりました。おかげで実家からは勘当され、婚約者とも破談です。
つーか抜け道なんかある部屋に、んな女を閉じ込めんなよ……。
「そ、そんな殿下、彼らは悪くありません! 私が抜け道を使って勝手に出たのです」
「わかっている。……そのほうが優しいそなたは堪えるからな」
そんなわけで、出世街道まっしぐらだった近衛騎士の俺は謹慎することになりました。おかげで実家からは勘当され、婚約者とも破談です。
つーか抜け道なんかある部屋に、んな女を閉じ込めんなよ……。