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042:草原の暴れ馬

本日は二話更新です。(1/2)


 ある晴れた日のこと――


 日差しにだいぶ春が混ざり、温かく穏やかな光を降らせるようになってきた頃合い。

 雲のまばらな白が、澄んだ青を彩るかのような空の下、ユノは満面の笑みを浮かべて、草原のど真ん中に立っていた。


「ふっふっふっふっふ」


 怪しく笑うユノの足首ほどの高さの青々としたグリーングラスが、風に吹かれ一斉に穂波をさざめかせる。


「……笑うのは良いんだけさ、ユノは僕をこんなところに連れてきて何がしたいのさ?」


 無理矢理連れてこられたらしい、銀髪の少女と見紛う容姿の少年――エーデル・レオンスノー・ブランゲルバーが、鴇色の瞳を不安げに揺らしながら周囲を見渡す。

 薄灰色の狼耳と、同尻尾を持つ彼は、アニマ族という動物的特徴を身体に持つ少数民族の血を引いている。

 耳をペタンと倒し、尻尾もやる気なくしんなりしている様子を見るに、ここへ来るのは乗り気ではなかったのだろう。


「ここなら、邪魔が入らないし、失敗しても被害は少ないだろうしね」

「こんな場所で何の実験するの?」


 こんな場所――青絨毯の巣グリュン・テピヒ・ネスタ

 カイム・アウルーラの農区地帯の先にあるこの辺りは、穏やかな丘陵となっており、まばらに大きめな岩が点在する程度の草原だ。


 一見すると、酪農地や農耕地と同じように開拓できそうな土地なのだが、点在する岩がくせ者なのだ。

 この岩、北のソルディス岩野の岩と同質の非常に固い岩であり、この岩の周囲の土がとにかく固い。

 そんな固い地盤から生えてているグリーングラスの根も非常に固く、抜くことが難しいのだ。


「万が一燃えちゃっても、この土地はほっとけば再生するしね」

「無駄に頑丈な雑草だよね」

「雑草なんて草はないわ、エーデル」

「はいはい」


 このグリーングラス、今はユノの足首程度だが、夏になると腰くらいまでの高さにはなる。そして秋になると、ゆっくりとしおれて小さくなっていき、冬には完全に枯れてしまう。

 そんな枯れた先代を栄養として、再び冬の終わりに生え始め、暖かくなると一気に成長していく。


 根さえ生きていれば、枯れた部分を栄養として一気に成長してしまう上に、固い地盤に頑丈なほど根を張っている。

 その為、この土地を耕すのは、ほぼ諦められていた。


 余談だが、家畜への飼料や、いわゆるペットグラスとして優秀でもあるので、多少の利用はされいる。


「今日の実験はね。こいつの試乗と、改良案の模索よッ!」


 ユノは担いでいた袋から、エアリエラフターを取り出す。

 乗ってきても良かったのだが、ここに来る途中の畑やら家畜やらに突っ込んで迷惑をかけるのは嫌だったのである。


「この間、グラジの騎士たちが乗ってたやつだねッ!」


 取り出されたエアリエラフターに、エーデルは目を輝かせた。


「それにしても性能はともかくこの見た目、シンプル通り越してお子さまの工作みたいでセンスないよね」

「お子さまのアンタがそれを言うな……とは思うけど、デザインに関しては同感ね」


 正直、木の板と木の棒を組み合わせているようにしか見えないのは確かである。


「街に落ちてた奴を回収して修理したのよ。

 あといくつか工房にあるから、戻ったら一つあげるわ」

「ほんとッ!?」

「ええ」


 エーデルの専攻は、マナを使わずとも花導品(フィーロ)のような機能を発揮する、科導品(サイエーロ)の研究だ。

 それでも、既存の花導品(フィーロ)にはない新しいものというのには、目がないらしい。


 耳がピンと立ち、白衣の上からでも尻尾が激しく動いているのが見て取れる。


「試乗っていうのはどういうコト?」

「ちゃんと乗りこなせるかわからないからね。

 ここは土こそ固いけど、グリーングラスが群生しててクッションになるから、転んでも安全でしょ?」

「僕も乗って良いんだよね?」

「もちろん。交代で使うとしましょう」


 単に乗り心地だけでなく、乗っていない時は外から乗っている様子を見て改良点を考えるわけである。




「おおおッ!」


 ユノが黄百合の霊花(エテルネルール)にマナを巡らせて、エアリエラフターを浮かせるとエーデルから歓喜の声があがった。


 あの事件の当日、エーデルは自宅のアトリエで、自称芸術する爆発家バーボンと一緒に、空に咲く火の花の研究していたらしい。

 その為、実際に動いているところというのは、人伝に聞いたものでしかたなかったらしい。


「さて、動かすわ。軽く一周してくるから」

「気をつけてねぇ」


 そうして、ユノの駆るエアリエラフターは、人が走るのよりも少しだけ早い程度の速度で草原を適当に走りはじめる。


 それを見ながら、エーデルは腕を組む。


「うーん……アレが最高速度?」


 最初はユノが馴れないから速度を出さないのかと思っていたのだが、どうやら違うようだ。

 岩の周囲を一周したり、地面を滑るように無茶な方向転換をしたり――とユノが馴れてきているにも関わらず、直線ですら最高速度はその程度なのだ。


「安全といえば安全だけど、安全に振りすぎてないかなぁ」


 それでも、走るのと同程度の速度で疲れることなく長距離を移動できるという点だけ見れば、かなり優秀な花導具(フィオレ)なのは間違いない。


「僕としては、速くてカッコ良いのがいいと思うんだよね。

 この二倍……とはいかなくても、一・五倍くらいは速度欲しいかな」


 その為に必要なものは何だろうか――エーデルは腕を組んだまま、考える。

 目ではユノを追いかけているが、意識はすでに思考に埋没していた。


 そんな時、慌てたようにユノがエーデルの元へと戻ってくる。


「エーデル、戦闘準備ッ!」


 思考に没頭し、ぼんやりとしていたエーデルの意識が即座に覚醒した。


「どうしたのッ?」

「分かんないけど、馬車がこの草原を突っ走ってくるッ!」


 ここはカイム・アウルーラと北西や北東の街を繋ぐ街道からはややズレた場所だ。

 このような場所を馬車が突っ走っているということは、何かトラブルがあったとしか思えない。


「ユノッ、二人乗り出来そう?」

「……アンタなら大丈夫だと思う。後ろに乗って、あたしの腰に掴まってッ!」


 エーデルの意図を読み取ったユノは口早にそう告げる。

 彼は即座にユノの後ろに乗った。


「エアリエラフターの制御は任せたよッ!」

花術(フーラ)の制御、間違えないでよッ!」




 エアリエラフターで馬車がいる方面へ移動しつつ、少し高めになっている場所を探す。

 そこから草原を見渡すのだが――


「ユノ……おかしいよ」

「ええ。あたしもそう思う」


 なにやら馬車はあらぬところを走っているのだが、周辺に魔獣やら野盗やらといった存在が見当たらない。


「二頭引き――だけど、片方がぐったりしているね」

「片側の馬の暴走ってところなんだろうけど」


 御者が制御できなくなって暴走するというのは時々ある。


「ねぇ、ユノ。二頭引きの荷車を一頭が暴走しながら引きずり回せる?」

「無理でしょうね。よしんば出来たとしても、馬の体力が持たないでしょうね」


 片方の馬は冷静に止めようとしているのだから、尚更のはずだ。


「暴走してる方の馬だけを止める。出来そう?」

「何で止めるのが一番良いの? いくら強くて賢くて最強で、術に自信がある僕でも、実戦経験は少ないからね。参考になる意見が欲しい」

「そうね……」


 前半部分は半分聞き流し、ユノは軽く逡巡する。

 そうは言っても、選択肢はあまりない。


「氷結系が手っ取り早いわね。暴走してる方の足を凍らせて」

「わかった」

「範囲も威力も絞りつつ、二重詠唱(ダブル)――出来る?」

「この僕に出来ないとでも?」

「いいわ。やってみせないさいよ」


 言って、ユノは黄百合にマナを巡らせた。

 浮かび上がるエアリエラフターの上で、改めて訊ねる。


「準備は良い?」

「もちろんッ!」


 白衣の内側から、エーデルがガンと読んでいる奇妙な形状の花導具(フィオレ)を取り出す。

 その先端に咲くガーベラにマナを巡らせながら、エーデルが力強くうなずくのを確認すると、ユノはエアリエラフターを発進させた。


「冷静な方の馬側から近寄るけど、行ける?」

「僕を誰だと思ってるのさッ!」


 無軌道に暴れるように走り回ってる馬車を見据えながら、ユノはエアリエラフターを操作していく。


「た、助けてくれッ!!」


 馬車に近寄っていくと、こちらに気が付いた御者だろう男が、御者席に必死にしがみつきながら涙目で叫んでくる。

 

「助けてあげるから、冷静な方の馬の制御、ちゃんとやりなさいよッ!」

「わ、わかったッ!!」


 男かは覚悟を決めたように姿勢を正して、手綱を握りなおす。


「エーデルッ!」

「一行目はアイシクルエッジ、二行目はロックマウンテン……重ねて二つッ! アイシクル・マウンテンッ!」


 ガンの先端に咲くガーベラから、握り拳ほどの氷塊が発射される。

 それは、暴れ馬のやや前方の地面に着弾すると、そこを中心に逆さ氷柱(つらら)の山が形成された。


 御者はそれを見、即座に冷静な方の馬を氷柱のない方へ走るように手綱を動かす。


 暴走していても冷静な部分があったのか、一瞬動きを止める暴れ馬。

 その隙に、冷静な方の馬が暴れ馬を引っ張るように動いたことで、暴れ馬がバランスを崩した。


「一行目はアイシクル・エッジ! 二行目はアシッド・レイン! 重ねて二つ!」


 バランスを崩した暴れ馬を見据えて、エーデルがもう一度、花術(フーラ)の呪文を口にする。


「アイシクル・レインッ!」


 発射された小さな氷塊は暴れ馬の鼻先で弾けて、足下めがけて、微細な小さな氷を降り注ぐ。

 その微細な氷の雨は触れた部分を凍らせて、暴れ馬の足を完全に凍結させた。


「御者のおじさん! 暴れ馬を切り離すわッ!」

「わかった!」


 ユノの意図を汲み、御者がうなずくと、即座にエーデルの声が響く。


「一行目はウィンド・ランス! 二行目はアイシクル・エッジ! 重ねて二つ! ウィンド・エッジ!」


 エーデルが放った風の刃が、切断面を凍結させながら、暴れ馬と馬車を繋ぐ手綱などを切り裂いた。


 即座に手綱を操って冷静な馬に動くように告げる。

 二頭引きの馬車を一頭で引くのは大変かもしれないが、それでも冷静な方の馬が、ここで逃げないと危険というのはわかっているようだ。


 かなり必死な様子で離れていき、少ししたところで止まった。


 ユノもエアリエラフターを操って、馬車のところまで移動する。


「おじさん、悪いんだけど暴れ馬は殺すわよ。

 暴れ方がおかしいし、この草原を抜けると、カイム・アウルーラの農地なのよ」

「わかった……レンタルだから弁償金がキツいが、命あっての物種だしな……」

「あたしが、綿毛協会(フラウマーズギルド)に掛け合って、多少安くなるようにならないか聞いてあげるわ」

「それは助かる」


 大きく嘆息する御者だったが、一応そこで話がまとまったということにする。


 そうして、暴れ馬の処分に向かおうと思った時――


「びひひひーん……ッ!!」


 暴れ馬が叫ぶように鳴いた。


 瞬間、何かが爆発した。


 いや、爆発したような気がするだけで、実際には爆発も何も起きていない。だが、何かが無音のまま爆発したような気がしたのは間違いない。


「い、今のは……?」


 どうやらユノとエーデルだけが感じたわけではなく、御者のおじさんも感じたらしい。


 暴れ馬の方を見ると、そこから身体の要所要所が黒く染まった不気味な馬が姿を見せた。先ほどよりも、一回り大きくなっているのは、恐らく気のせいではないだろう。


「もしかして、後天的突発型寵愛種(ちょうあいしゅ)……?」

「ずいぶん雑な変身というか、おどろおどろしいわね」

「何で、急にあんな化け物に……」


 三者三様にうめき、即座にユノは背負っていた愛杖――原初蓮の杖(プリミティロータス)を構えた。


 片目を禍々しい赤に光らせている暴れ馬は、こちらを見据えていたかと思ったら、地面を蹴ってこちらへ向けて走ってくる。


 それを真っ直ぐ見据えたまま、ユノは言葉を紡ぐ。


「始まりは落雷で砕ける岩山(がんざん)、続章は咆哮(ほうこう)しうねる大地ッ!」


 マナを巡らせ精霊と花に世界を塗り替える準備を頼む詠唱(コール)

 続けて、詠唱(コール)を受けて新たな方向性を得た花のチカラを解放し、世界を塗り替えることを頼む花銘(ワーズ)


 先ほどはエーデルが、今はユノが行うそれは、花術(フーラ)と呼ばれるこの世界で振るわれるチカラの一つ。


「重ねて二つッ! 其は怒れる大地の裁定者ッ!」


 空気がたわむような音が、ユノの杖の先端から放たれ、その音は暴れ馬の足下へと突き刺さる。瞬間、地面がめくれあがるように無数の飛礫(つぶて)が吹き出した。

 暴れ馬はその飛礫に打ち上げられ、全身を石のカケラに刺されながら、地面へと倒れた。


 花銘(ワーズ)によって解き放たれたチカラが世界を塗り替え、通常の世界の常識では何の前触れもなく発生しえない現象を引き起こす。

 重要なのは呼び掛ける言葉よりも、言葉と共に脳裏に思い描くイメージだ。その為、詠唱(コール)花銘(ワーズ)も人によって差が出てくる。


 ユノの花術(フーラ)によって地に伏せた暴れ馬だったが、すぐに立ち上がり、ユノを睨んだ。


「……っ」


 思わず息を飲むほどに殺気に満ちた眼差し。

 だが、横にいたエーデルはそんなものを気にせずに、準備してたらしい花術(フーラ)を解き放つ。


「一行目はライトニング・ボール、二行目はウィンド・ランス、三行目はエレキテル・バースト! 重ねて三つ! ライトニング・ランス・バースト!」


 電気を纏った風の槍がエーデルのガンの先端から放たれて、暴れ馬を射抜く。同時に、内包していた雷撃を周囲に撒き散らした。


「割とエグイ術ねぇ……」

「本来はもっと威力と範囲を押さえて、相手を痺れさせて動きを止めるための術なんだけどねッ!」


 えへん――と胸を張りながら、エーデルは告げる。


 確かに、高速で発射される細い空気の槍を見切るのは難しいだろう。電気を纏っているので、掠っただけでも、軽く身体が痺れる可能性がある。なかなか悪くない術だ。


 だが、そんな術を受けても、暴れ馬は立ち上がった。

 石礫(いしつぶて)や風の槍に貫かれて出来た穴からは血を流しながらも、何事もないかのように立ち上がる。


「あれで立ち上がるのかぁ……」

「どうなってるのさッ、あの暴れ馬ッ!?」


 エーデルとユノのみならず、御者も驚いた顔をしている。

 それはそうだろう。ユノとエーデルの術はどちらも直撃したし、普通の生き物であれば、絶命まではいかずとも、動けなくなるだけの威力はあった。


「エーデルッ! 倒さず止めるわッ! 氷結準備ッ! あたしは左足ッ、アンタは右足ッ! 重ねずにいくわッ!」

「了解ッ!」


 そうして、二人が同時に術を放つ。

 ユノの術は、地面に突き立てた杖から青い光が地面を走り、その光に触れた暴れ馬の前足を中心に、凍り付いていく。


 エーデルは光の玉を打ち出している。

 術を重ねて放つアイシクル・マウンテンに比べると凍結範囲は狭いが、ぶつかった部分を中心に軽く凍結させる効果がある。


 二人の術は狙い違わず、前足を凍り付かせた。

 だが、暴れ馬はその状態で強引に暴れてみせる。


 両前足からおびただしいほどの血がでるにも関わらず、強引に凍結から引き抜き、再びこちらを睨む。


 次はどうするべきか――ユノとエーデルが逡巡する中で、新たな声が響く。


「二人とも、もう一度、凍らせてッ!」


 その声の主が誰かというのは考えず、ユノとエーデルは再び暴れ馬の前足を凍らせる。


 直後、葉銘(ワーズ)が響いた。


肢閃(しせん)紫陽散華(しようさんか)ッ!」


 完全に間合いの外から振り抜かれた刃。

 だが、その刃に乗ったオドが空を裂き、暴れ馬まで到達し、縦一文字に両断した。


 花術(フーラ)とは違う、葉術(フィーユス)と呼ばれるマイナー扱いされる花業(わざ)


「ユノ、エーデル。無事?」

「ええ。助かったわユズ」

「うむ。僕らという英知は無事に守られたよッ!」


 その葉術(フィーユス)を放ったユズリハは、二人の言葉に安堵の笑顔を浮かべた。 


 トラブルは二人が平穏無事でいる事を見過ごせない様子。

 ユノとエーデルは互いに「こいつと出掛けてケンカが無い時はだいたいトラブルが起きるな、まったく」と思ってます。


 新章に入ったので、大雑把な部分を敢えて改めて説明していることがあったりもします。


 本日は二話更新。これはその一話目。

 なので、この出来事の後始末も一緒に公開しています。


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