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第十三話

 花の咲いていない東山で、居待の着ているつつじの花色は鮮やかだった。それなのに、少し気を緩めると見失いそうなほど居待は速い。目だけでついて行こうというのは甘い考えだと分かり、意識を集中させる。 

 雨をさえぎる屋根と、風をさえぎる壁のあった道場と違い、雨粒はおでこを叩くし木の葉が通せんぼのように邪魔をする。

 それでも俺は町の中や道場よりも、慣れ親しんだ木々の中の方が好きだ。耳を澄ませば枝を踏む音がする。山の中には普通ない、かすかな居待の服の匂いがする。

 だけど俺の刀は、その姿を捉えることができなかった。

「青殿は考えを巡らせ過ぎる帰来があります。考えるより先に動いた時が、最も速く、巧みで、正確な動きが出来るものですよ?」

 青ちゃんの背後を取った居待の手がその首元をかすめると、青ちゃんの首に赤い筋が走る。そしてそれは俺も同じだった。

 青ちゃんの首に刻まれた文字は『正正一』。

 俺はもう、自分の首がどうなってるのか分からない。もう何回も首を引っ掻く居待の手に、喉の周りがぐるりと一周ひりひりとして仕方ない。

 青ちゃんの首を狙ったばかりの居待に、その体がこちらを向く前に飛び掛る。

「耶八殿は対極。廉直れんちょくなだけでは通用せぬことも、この世の中には数多あまた存在し得るのです」

 胸に足蹴りを受けて飛び移った木の枝から叩き落された。


 ぎゃん!


 背中を地面に打ち付け思わず声が上がるが、すぐに体を起こして飛び上がる。そうしないとまた首を狙われる。

 居待の稽古は、立待のそれとはずいぶん違うものだった。「稽古」というより「修行」と呼んだ方がそれらしい。

 ちょんまげ武士や立待の剣の使い方とはまったく違う。そもそも、使っているのが剣じゃない。

 居待の指先には鋭い爪がつけられていた。居待はあれで俺たちの首を引っ掻くだけだけど、それができるということは、あれで俺たちを殺すことも簡単だってこと。鷹が獲物を捕らえるように喉元を掴み取られたらおしまいだ。

 居待の爪がまた青ちゃんの首を捕らえた。

「ほら、また小難しく考えていらっしゃる」

 今度は縦に赤い筋を描いて離れる。その居待へ俺は刀を振り降ろした。 

「耶八殿、策もなく敵に刃を向ける事は玉砕行為と何ら変わりませんよ?」

 俺の刀をするりと避けた居待の爪が、これまでより少し深く喉の皮を裂いた。痛さで俺は枝を踏み外し、荒い息で地面に膝をついている青ちゃんの隣に尻から落ちた。今度はすぐには起き上がれない。

「まったく……お二人を足して、割ることが出来れば丁度よいと思うのですが」

 高い木の上、足を組んで座りながら居待は俺たちを見下ろす。

 足して割る? 勝手なことを言わないで欲しい。

 青ちゃんがいつもあんなに色んなことや、先のことを考えられるのは青ちゃんだからだ。半分の考えなんてきっとたいしたものじゃない。

 俺がすぐに相手に向かっていけるのは、その先に青ちゃんの考えがあるからだ。青ちゃんがいるから俺は安心して突き進める。そして青ちゃんが考えるその間をつくるのが俺なんだ。半分になってたまるか。

 疑ったことなんて一度もない。俺はいつだって、青ちゃんが口にする数少ない声を信じてて、その通りに動かす体を重たく思ったことなんてなかった。

 今は体が酷く重い。青ちゃんはすぐそこにいる。すぐそこで、俺が馬鹿みたいに居待に斬りかかるのを見ている。そのくせに……こんなんじゃ居待には敵わないって分かっているくせに、それでも何も言わない青ちゃんに俺は苛ついてきていた。

 一度は弱まっていた雨がまた強くおでこの上に落ちてくる。居待がそれとは逆にふんわりと傘を手に降りてきた。

「私はそろそろお暇します。姉上・・に申しつけられた分の稽古はきちんとこなしてくださいね」

「……姉上?」

 居待の言葉に青ちゃんは首を傾げるが、俺は立待に言われたことを思い出した。

 鍛錬を続けることができれば、俺はもっと速くなれると言っていた立待の言葉。

「おれ、あっちで立待たちまちに言われた稽古してくるっ」

 何も言ってくれない青ちゃんの代わりに、その言葉を頼るように俺は青ちゃんから離れて藪の中へと駆け出した。

 いつもふらふらと面白そうなものにつられて青ちゃんから離れるのとは違う。青ちゃんから離れるために離れたことなんて、今までなかった。でも今は、きっと青ちゃんのそばにいない方がいい。

 稽古をして俺が今よりもっと速くなって、今よりもっと強くなって、青ちゃんに頼らなくても自分でちゃんと動けるようになって、足して割っても余るぐらいになれたらきっと……きっと青ちゃんの心配事も少しは軽くできるはずだ。

 木々がまばらになった少し開けたところへと来て、足を止める。大きく呼吸をひとつして、鞘に納めたままの刀を手にする。

 身体の軸をまっすぐに。重心を低く、上体は柔らかく――俺は振りかぶった刀を勢いよく振った。

 すると

「あ……」

 雨で滑った刀が手からすっぽ抜けて、目の前の木に跳ね返り、思いの他、強く顔面に返ってくる。

「いったあ!」

 おでこを打った刀とともにそのまま地面に倒れこんだ。

「い……たぁ……」

 刀の当たったおでこが痛い。居待に引っ掻かれた首が痛い。打ちつけた背中が痛い。慣れないことに使った頭が痛い。体中痛くて涙が出てくる。

 俺は両手で顔を押さえて濡れた地面にうずくまった。



◆◆◆◆◆



 体からカビが生えてきそう。

 俺は木のうろの中で目を覚ました。あれから何日もずっと降り止まない雨のせいで、洞の近くにはきのこが元気に生えている。見覚えのあるそれは毒ではないもののはずだけど、生で食べるにはちょっと厳しい。焼くか煮るかしたら美味そうなんだけど。

 いつまで待っても止まない雨に、外の様子を確認するため洞から這い出し木に登る。途中、小鳥が木の実を啄ばんでいるのを見て、それに手を伸ばすと怒ったように小鳥が手を突いた。

「ごめん。全部は食わないってば。少し分けてよ」

 もう少し大きければ、こいつを食ってもいいんだけど、食べるところあんまりなさそうだしなぁ……。

 謝れば小鳥は俺の頭を巣と勘違いしたのか潜り込んでくる。しかし、

「いたぞ! 青髪の盗賊だ!」

 どこからか聞こえた大きな声に小鳥は驚き飛んでいってしまった。

 今のは青ちゃんのことだ。

 ここまで追ってくるのは、烏組くらいのものだと居待は言ったけど、どうやらあの女と二匹以外にも烏組は盗賊狩りをここへと送り込んでいるらしい。

 面倒くさいのが嫌いな青ちゃんのことだから、きっとまともには相手にしないんだろうけど。

 俺は盗賊狩りたちの気配がなくなったのを見計らって、地面に降りる。

 今日の分の稽古をしなくちゃ。刀を振るのに良さそうな場所を確保して、俺は軽く屈伸した。

 そのときだ。風を切る音がして俺は背中の刀を抜きながら振り返る。キンと刀で弾いたのは一本の矢。

 落ちた矢を拾い上げようとすると、藪の中から続け様に矢が俺を狙って飛んできた。盗賊狩りだ。

 目元をかすめた矢に、俺は身を翻しその場を離れた。ガサガサと俺を追って草を掻き分け走ってくる音がする。走る間も矢はしつこく飛んできた。矢が飛んで来る間を考えると相手はたぶん一人じゃなくて二人。

 離れる気配はないが姿を現す気もないらしい。こちらに一度も姿を見せず、兎か鹿でも狩るみたいに俺を狩るつもりなのかな。


 ……卑怯者。


 俺は足を止めると矢が飛んで来る方へ真っ直ぐ向き直った。首元に飛んできた矢をかわすと後ろの木に刺さったそれを折り取る。

 続けて飛んできた矢が、かわさなくても当たらないのを見て取った俺は、その出所を見つける。そして自分の顔の横を矢が通り過ぎるのと同時に、そこに向かって矢尻もついてない矢を腕をしならせ突き刺すように投げ返した。

 短いうめき声と共に薮が揺れる。そこへ何か声を掛けるもう一人の小さな声。

 少し間があって再び矢は飛んできたが、ひどく揺れて勢いもない。避けるまでもないそれを掴み取ると、今度は矢尻付きで同じように返してやる。

 今後は声もなく湿った地面に何かが倒れる音がした。薮の向こうで何がどうなったかなんて、特に興味がない。

 俺は立待の稽古を続けようと改めて刀を握った。

 身体の軸をまっすぐに。重心を低く上体は柔らかく。身体の軸をまっすぐに、上体は柔らかく……。

 しかしどうしても俺の体はまっすぐにはならなかった。上体は柔らかくというよりふにゃふにゃだ。

 ぐるるるるぅ~。

 極めつけに鳴り響いた腹の虫。

 おなか減った……。



◆◆◆◆◆



 よし。盗賊狩りらしい奴はいない。

 草の影から辺りを伺い表へと出る。俺は東山を走り下りて町へとこっそり戻ってきていた。再び鳴りそうな腹を押さえて、ちらと山を振り返る。

 青ちゃんもおなか減ってないかな。

「おう耶八!」

 まだ弱く降り続ける雨がふと何かに遮られ、そういう声と共に俺の頭にずしりと置かれる肘。

「なんだ。また団子が食いたくなったかよ。しょうがねぇな」

「雷……」

 見上げれば、そこには傘を差した団子屋の息子で岡っ引きの雷がいた。雷は俺を見て目を丸くする。

「なんだ、お前それどうしたんだよ! 首の周り」

「ああ、これ? 大丈夫。たいしたことないよ」

 居待に付けられた首の傷は、すでに乾いてかさぶたになっている。痛いというより痒い。

「あーあー。引っ掻くんじゃねぇよ。ほら、血でてきてんぞ」 

「平気だよ。唾つけとけば治るよ」

「……ばっちいな。ちゃんと薬くらい塗っとけよ。今日は一人か、あいつはどうした。あの愛想のないの」

「青ちゃん? 青ちゃんは……分かんない」

 盗賊狩りにられるようなことはないだろうけど、一体、今、何を考えて何をしているのかさっぱりだ。

 うつむき力なく答えた俺に、雷は首を傾げる。

「なんだよ。喧嘩でもしたのか」

「喧嘩……なのかなぁ。よく分かんないや。もうずっと青ちゃんとしゃべってないんだもん」

「なんだそりゃ」

「たぶんね……たぶん、おれが弱いからダメなんだ……」

 再び濡れた地面に目を落とす俺の頭を、雷が乱暴に掻き回す。

「お前らに何があったかは知らねぇが、おら、持っていきな」

 目の前に団子の包みを突きつけられて迷う。これが目的だったはずなのに。でも、青ちゃんもきっと何も食べてないはずだ。俺だけ食べるのは気が引ける。

 そりゃあ、青ちゃんは俺と違ってそこまで食いしん坊ってわけじゃないけど、何かを食べる時にはいつも一緒だったから。

 包みを受け取らない俺に雷は言った。

「何迷ってんのか知らねぇが、腹が減っては戦はできねぇ! 強くなりたかったらまずちゃんと食え。いいな。ちゃんと食わねぇとお前、小せぇままだぞ」

 え、小さいまま。それは困る。

「うん、俺ちゃんと食べるよ。ありがと雷。おれ修行に戻るね!」

 俺は団子の包みを受け取って走り出す。

「修行? おいこら! そっちは東山だろうが! 気軽に入んじゃねぇよ!」

「またねー雷! ありがとねー」

 山に一歩足を踏み入れたときだ。鋭い殺気に一瞬、体が強張る。前方から空を切り裂き飛んできた物をほとんど無意識に避けた。

 低く空気を震わせて何かが背後の木の幹に突き刺さる。弓矢よりもっと小さくキラキラしたそれは、綺麗な蜻蛉玉がついた簪だった。そしてこの匂いは居待だ。

 しまった。立待の稽古より食べ物を優先させたことがバレたかな。

 すると、その通りだというようにまた簪が飛んできた。盗賊狩りの弓矢なんかと比べ物にならない速さと鋭さで、ついさっきまで俺の首があった辺りを通り過ぎる。

「これ食べたら、ちゃんとやるってば!」

 俺は団子を抱えて居待の攻撃から逃げ出した。



 居待の気配が遠ざかったのは、東山をかなり登った川の上流。確かこの川は下までいけば賽ノ地の賀茂川になるはずだ。振り続けている雨のせいで轟々と飛沫を上げながら、凄い勢いで水が流れて行く。

 俺は雨がしのげそうな木の下に座り、雷から貰った包みを開いた。相変わらず美味そうな団子が二本、包みの中にはあった。

 青ちゃんにもあげたかったな。

 でも、今は青ちゃんに会うのは我慢しなきゃ。青ちゃんがそばにいたら、俺はきっと青ちゃんを頼っちゃう。俺はもっと強くならなくちゃいけない。

 団子を一本、口へ運ぼうとすると、そこへ一羽の小鳥が飛んできた。

「……食う? 美味いよ、風月庵の団子」

 俺は団子をほんの少し千切って小鳥に差し出した。さっきの木の上にいた奴かな。小鳥は俺の指先の団子を突くように食べ始める。

「美味いだろ? 風月庵の団子は日本一なんだぞ?」

 そこへ今度は草の茂みの下から、一匹の狸が姿を見せた。丸々ころころした狸は、太い尻尾を振りながら俺の前にやってきて膝に前足を掛けると、団子に鼻を寄せてくる。

 俺は団子を狸から遠ざけながら言った。

「何やってんだよ狸休」

「あれ、バレてん」

 狸は器用にひょいと宙返りして、ケモノからヒトへと姿を変える。

「ええやん。小鳥にやるなら、俺にもくれたかて」

 狸休は図々しく俺の隣に座り込んだ。

 だからさ、なんでヒトに化けると俺よりでかいんだってば。さっきまでお前まん丸だったじゃんか。

「あれ、あいつは? 狐の方」

「緋狐? そんならお前こそあいつどしたん赤目の。お前らが一緒にいんから、俺らも手分けせなあかんやん」

 そっか。緋狐の方は青ちゃんを探してるのか。

 あれ、そういやこいつら、俺たちを殺そうとしてんじゃなかったっけ。

 緋狐は近づけば殺気を感じるけど、狸休からはそれがあまりないせいか、俺もあんまりる気がおきない。

「おれ、今、修行中だから青ちゃんとは別々なんだ」

「そんなこと言うて、喧嘩でもしたんやろ」

「……ちがうもん」

 俺は膨れて団子に伸びて来る手を払う。

「だいたい、お前らアヤカシのくせになんで盗賊狩りなんてやってんの」

「そやなぁ。まあ、前にも言ったように別にお前らに恨みはないんやけど。緋狐と一緒におれんもん。今いるとこは変な奴ばっかなんやけど、にぎやかでええよ」

 そんな理由で殺されてやるわけにはいかないんだけど

「……寂しいのは嫌やねん」

 ポツリと続いたその言葉は、なんだか分かる気がしてちょっと考える。

 俺だって青ちゃんとずっと一緒にいられて、きさらやジジ様と一緒にご飯が食べられて、竹千代や玖音とずっと一緒に遊べるっていうんなら、俺が何でもいいような気がする。

 盗賊でも盗賊狩りでも、ヒトでもアヤカシでも何でもいい。

「そやから――」

 そんなことを考えていたら、隣の気配に変化があった。

「その団子と命、よこしいや!」

 狸休が手にした(くない)が鋭く首元をかすめる。間合いが近すぎて刀が抜けない。それに手が団子で塞がっている。

 仕方ない。

 俺は前に転がるようにして狸休から一旦離れると、正面に向かい合い、持っていた団子のうち一本を頭の上に振り上げた。

「そんなにほしいなら、取ってみろ!」

 狸休の体から少し外れた上の方へ団子を投げる。

「おっと」

 とっさにのけぞるように手を伸ばし団子を掴んだ狸休。その前に走り込み膝下を軽く蹴っ飛ばすと、体勢を崩して狸休は簡単に後ろへと倒れた。

 ただし、後ろにあるのは地面ではなく轟々と水が渦巻く川。

「あ……」

 間抜けな声を上げたかと思うと派手な水飛沫を上げて川へと落ちる。その弾みでか、潜り込んだ川から再び顔を出した狸休はケモノの姿に戻ってしまっていた。しかし団子だけはしっかりと水に浸からないよう高く掲げている。やっぱり団子もったいなかったな……。

「うわあああっ、緋狐ぉっ! 助けてぇー!」

 どんぶらこっこ……というにはちょっと激しすぎる勢いで下へと流れていく狸休に俺は、いーっと歯をむいた。

「おれを川に落としたお返しだっ!」

 流れて行く小さな狸を見送っていると、呼ばれた緋狐がそれを追いかけて行くのが見えた。そして目の端に見覚えのある赤と青がちらつきハッとする。

 青ちゃんだ。

 一瞬目が合い慌てて山の中へと駆け戻る。

 だってまだ全然強くなれてない。これじゃあ、またすぐに青ちゃんを頼っちゃう。

 俺は団子を一口で食べ終えると刀を構えた。一度大きく深呼吸して息を整える。

 身体の軸をまっすぐに。重心を低く、上体は柔らかく。

 振った刀は初めて立待に稽古を言いつけられたときよりも、なんだかちょっぴり軽くなったような気がした。 

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