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その鎌で何刈る気 作者:織田 涼一
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004:初めての魔法

一回の投稿は3~7Pくらいが読みやすいなと思いながら色々な作品を見ていましたが本当に頁が埋まりません。マジで尊敬します

皆様の感想・ご指摘をお待ちしております。
だーれも見てないかと思うと心が折れる(笑)。
『では魔法のれくちゃーに移るんじゃよ』
なんと言っても異世界だもんな。いきなり武器をふるって魔物狩って来いとか言われたって無理っていうもんだしわくわくしながら続きを待ってみる。

『まずは正しい動作からじゃ』
土の精霊さまの動きを見てみる、これなら簡単に出来そうだ。
右肘を30度くらいに曲げ手をグーにして胸に添える。
次に応援団のオスのポーズ(両肘を軽く引くやつね)。
その後グーにした右手を空に突き上げる。
最後に目標を照準に入れ銃を撃つポーズをするらしい。
これを文章の区切り毎にポーズを決めると良い。

『続けて詠唱をするのじゃ』
「はい、お願いします」
土の精霊さまは自分の後ろにまわった。

『煉獄に燻る青き炎よ』
「煉獄に燻る青き炎よ」手をグーにしてどこかの敬礼のポーズ。

『我が魔力を喰らい』
「我が魔力を喰らい」応援団のオスのポーズ。

『敵を滅ぼせ』
「敵を滅ぼせ」グーを空に突き上げてっと。

『ファイヤーボール』
「ファイヤーボール」銃を撃つポーズをする。

・・・シーン・・・。

『ぷーくすくすくす』
おうおうおう、じいちゃん随分なお茶目してくれたな。
後ろを振り向き精霊さまの頬に向かって人差し指で何回かプニプニしてみる。
『ふぉぉ、軽いじょーくじゃないか』
これ今日中に終わるのか心配になってくる。

『では、そろそろ真面目に説明じゃ』
この世界の住人はほぼ全員魔力を持っている。但し魔法を使える人はかなり限られているらしい。
というのも魔法を発動させるまでのプロセスに問題がある。

 例えばファイヤーボールという魔法について説明しよう。
魔力がある人(ほぼ全員)が集中(魔力を感じ取る)する。
この時点で大半が脱落する。
更に魔力を練り求めるべきファイヤーボールに具現化する。
ターゲットを指定し発動する。

 精霊由来の魔法だと魔力を求めるべき形にする際、触媒のような形としてその場に精霊さまがいる事が条件となる。
これが一番多いと言われる黒魔法だったりすると全てを魔力で賄う必要がある。
ショートカット出来るらしいけどね。

 僅かながら手から魔力を出せる人は魔道具というものを使って魔法と同じような現象を起こすことが出来るらしい。
因みに最初に土の精霊が具現化できたのはそこそこの魔力と土の精霊さまとの相性が良かったかららしい。

『そこでじゃ、そこに置いてある植木鉢が出てくる』
「この植木鉢?」精霊さまの前に出してみた。
『そうそうそうじゃ、魔力鉢といってな魔法伝導率が高い植木鉢なんじゃ』

 まず植木鉢を両手で持ち集中する。
『魔力とはこの世界にある森羅万象と自分の中に流れる【暖かいもの】【清らかなもの】等を同期化する事じゃ』
よく分からないが軽く瞑想してみる。
『鉢の中に一粒の種を植えるように想像するのじゃ』
種たね・・・っとひまわりの種がわかりやすいな。
『そうそう、そのまま種が膨らんで球状になるイメージを作るのじゃ』
種からまずピンポン球くらいかな・・・・それから泥ダンゴや雪球みたいなイメージで少しずつ増やしてみる。
『目を開くのじゃ、そうそうこのイメージじゃ』
魔力は球状になっており軽く回転していた。
土の精霊さまは魔力の球の上に浮かび両手から砂をかけ始めた。

《New:無属性魔法を取得しました》
《New:スペル エナジーボールを覚えました》
《New:土属性魔法を取得しました》
《New:スペル サンドボールを覚えました》

『どうやらうまくいったようじゃな、後はこれを練習しまくれば覚えられる魔法は増えるのじゃ』
おおぉ、なんか楽しみだな・・・ただ使いどころが難しそうな魔法だ。
これって砂(泥)ダンゴを投げてモンスターを倒せって言う・・・難易度高いだろ。
砂(泥)ダンゴは取り出して横に置いてみた、持てる魔法ってのも珍しいよね。

『では最後にぷれぜんとじゃ、この鉢の中にウエストポーチを入れるのじゃ』
最初なので魔力鉢の支援込みでやるらしい。
指示通りウエストポーチのチャックを開けて鉢に入れる。
その後に魔力を発動しポーチを包み込む、するとエンチャント:【伸縮/拡張】が脳裏にうかぶ。
『わしからのさーびすじゃ』の言葉で黄色い光エンチャント:【重量軽減】が混ざりだす。

《New:エンチャント:【重量軽減】を覚えました》

『これで完成じゃ』と終了を宣言する精霊さまが段々と透けてくる。
どうやら付与魔法を行ったらしい。魔力が落ち着いたウエストポーチはアイテムボックスと化していた。


 黄色い淡い光に戻った土の精霊さまは『魔法を修行したら友達を紹介するからしっかり修行するんじゃよぉ』という言葉を残し地面に溶けていった。
改めてウエストポーチにベルトを通し残りのアイテムと記念の砂(泥)ダンゴを仕舞うのであった。
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