挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
その鎌で何刈る気 作者:織田 涼一
3/79

003:チュートリアル

だんだんどの位書けばいいのかわかってきました。
不慣れな初作品ですが頑張って連載してみます。
 木漏れ日がそろそろ起きろと俺に囁いているようだった。
「んあぁぁぁぁ、よく寝たぁぁぁぁぁ」
なんか変な夢だったよなと現実逃避してみる。

 えーっと、屋外ですねっと。
顔をペタペタさわってみる・・・さわっただけで何が判る訳でもない。
今いる場所はどこかの山の緩やかな斜面のようだ。
人があまり入らないような場所だけど目の前には座るのに丁度良い岩があった。

 まずは落ちている俺の荷物であろうものを拾って岩に座り確認してみる。
【持ち物】リュック/バンドで包んだ毛布/水筒/シャベル/植木鉢/象さんの鼻型ジョウロ/木の棒(杖?)/麦わら帽子/レジャーシート
【装備】パーカー/Tシャツ/ジーパン/ゴム長靴/ウエストポーチ
更にリュックの中身を確認してみた。
米5kg/砂糖500g×4/塩500g×4/植物の種多数/出刃包丁/果物ナイフ/飯ごう/ライター

 まるで何処かの異世界にでも行くみたいじゃないか!。
・・・はぁ、やっぱりこれだけ鮮明に覚えているのは夢じゃないんだなぁ。
なんかこの世界で確認してくれって言ってたし、多分この木の棒は鎌の柄の部分なんだろうな。
じゃあ光の玉みたいなのは・・・まぁいっか、物騒だしね。

 本当に新しい世界に来たんだね。
ここ最近、友人に異世界転移/転生ものを紹介されてからはまるようになって良かったよ。
事前に学習してたから衝撃も少なかったわ。
それにしてもテンプレである調味料問題だけど結構な過保護だな。
お詫びみたいだけど相当気にしてたもんね。でもね、見事なまでに今食べるものがないんだけど・・・。
とりあえず仕舞えるものは全部リュックに戻しておいた。

 さて、どうしようか。
とりあえずリュックに入りきらないものはそのままにして持てるだけ持ってみる。
リュックを背負い右手に杖を左手にジョウロを持つ。
バンドで包んだ毛布はいったんほどいてレジャーシートも一緒に包みリュックの上に載せる。
飯ごう・植木鉢・シャベルが邪魔っと。

 容量に対して物が多いんだよね。
一度リュックを降ろし岩に座りながら景色を眺めてみる。
ふと木の陰から少し大きめなホタルっぽい黄色い光が近づいてきた。

『まりょくを・・・まりょくをちょうだい』
微かな声が聞こえ光は自分の胸のあたりで漂っていた。

 やわらかい光に目を奪われつつ「どうすればいい?」と尋ねてみる。
『てのひらをうえに・・・』今にも消えてしまいそうな声だ。
手で水をすくうように光の前に差し出してみる。
光は掌に飛び込みポンッと白い煙をあげ黄色いローブに黄色い帽子のアゴヒゲの長いおじいちゃんが出現した。

「えーと、どちらさま?」
『めっせんじゃーぼーい、土の精霊じゃ』
のたまうおじいちゃんにツッコミを入れるべきか一瞬悩む。
話の腰を折るのも何なんで話を聞いてみる。

『この世界の神様からのちゅーとりあるなのじゃ』
「難しい言葉を知っているのですね」
『意味はわかってないから安心せい、では続けるぞ。この姿を維持するのも大変なので一気にいくのじゃ』

 事前の説明通りこの世界は剣と魔法のファンタジーな場所らしい。この世界の住人はレベルとスキルを持ち、自分は特別にステータ・特性・スキル・魔法がオープン/クローズという掛け声で見る事が出来る。全てを見たい場合はフルオープンで見られるようだ。

『では、まずフルオープンと唱えるのじゃ』
恐る恐る「フルオープン」と唱えてみる。
突然脳裏に浮かぶ数字と文字の数々、端からゆっくり眺めてみる。

ステータス
【名 前】:寺田 隆二
【レベル】:01
【職 業】:不明
【生命力】:20
【魔 力】:18(+4)
【筋 力】:09
【敏捷力】:06
【持久力】:08
【耐久力】:08
【知 力】:12

特性(上限Lv5)
【祝福/魔法の素質】:Lv5
【祝福/精霊の親愛(土)】:Lv3
【祝福/精霊の親愛(水)】:Lv1
【制約/武器スキル習得難易度UP】:Lv1
【制約/攻撃魔法の習得難易度UP】:Lv3

スキル(上限Lv10)
共通言語【会話/読み書き】:-
精霊言語【会話】:-
魔力タンク:Lv1
グリモア発現:Lv1

魔法
【らくのう魔法】:Lv1
スペル:なし
【付与魔法】:Lv1
スペル:鑑定【物品】:Lv1
エンチャント:【伸縮/拡張】

 正直さっぱりわからない。
希望の魔法使い系にはなっているようだけど【らくのう魔法】って何だろう。
冒険が出来るスキルに農業をやりながら定住出来たらなって思ってたんだ。
酪農もいいんだけどねぇ・・・牛とか飼ったことないし。

 クローズの言葉に全部の情報が閉じていく。
考えるのは後にしよう、そう考え土の精霊さまの話を待った。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
↑ページトップへ