超短編集（怖）

１０年前の無差別殺傷事件を捜査する刑事は、ある秘密を持っていました。

悪魔と契約するなら、あなたは何を望みますか？

　結婚記念日は、幸せな夫婦の記念日。ただしそれは、そこに嘘がなければの話。

ある画家が次に描く絵を決めるまでの話

同僚の家にはＡＩスピーカーがある。声をかけると天気やニュース、賞味期限まで教えてくれる。この家のＡＩスピーカーは、冗談も得意らしい。

　友人が付けていた腕時計は、付ける人によって時間が変わってしまう不思議な時計でした。

俺は殺し屋「死神」。 今回は依頼者本人を殺害する依頼を受けた。こんな事よくあることだ。 しかし想定外だったのは、この男が奇跡の生還を繰り返す「疫病神」と言うことだ。

　俺は親ガチャに成功した。 　だから、スマホゲームの課金ガチャを何回でも引ける。ウルトラレアなキャラだって手に入れられる。友達よりも強くなれる。 　能力の低いキャラは経験値にして、強いキャラを育てるの//

今、あなたの足元にあるマンホール。昨日はそこにありましたか？

　ついてない。俺は夜の高速で渋滞に巻き込まれた。ハイウェイラジオで渋滞情報を聞く。しかしそれは、いつもと少し違った。 　※「夏のホラー2022ラジオ」参加作品

　ガードレールから人の声が聞こえるという怪談。それは呪いでもなんでもない。鉱石ラジオの原理と同じで、ガードレールがＡＭラジオの電波を受信して震動し、電源が無くても音を出すことがあるからだ。 　こうして//

「読んでくれて、ありがとう。」

最近、この辺で通り魔が出たらしい。服を切りつけられたそうだ。 そんな街の夜道を歩かなければならない人達がいる。 …彼女は何から逃げようとしているのか。 ※「夏のホラー2023帰り道」参加作品

彼は、ブラック企業で毎日遅くまで働いていました。いつも帰りは真夜中でした。夜道は怖くありませんが、帰り道が恐怖に変わってしまったのは、…なんと明るい昼間でした。 ※「夏のホラー2023帰り道」参加作品

ハロウィンに起きる殺人事件は、今年で五年連続。容疑者は「悪意が犯人だ」などという。この事件は解決するのか。来年も起きてしまうのだろうか。

人感センサー付ライトが、誤作動を起こして勝手についた。原因を調べないと眠れない。

先日行った病院で、扉を開けられなくて困っていた女性。僕は彼女のお手伝いをしてあげました。

俺は友人の用意してくれた肉を食べながら、昨今のヴィーガン問題について語り合う。

私の彼氏は昨日あったことを夢に見ているみたいで、よく寝言を言います。昨日どんなことをしたのかが分かって、とても面白いです。今日はキャンプに誘われました。今夜はどんな寝言が聞けるかしら。

噂の悪魔が仕掛けた呪いのうわさに巻き込まれた人たちのウワサ。 最終話以外は独立した短編として公開済みですが、最終話は他の作品を読んでいただいてからの方が良いため、短編を並べ直して再掲しています。 ※「//

うわさ　うわさうわさうわさうわさうわさうわさうわさうわさうわさうわさ　うわさ　うわさ ※「夏のホラー2024うわさ」参加作品

ウワサには色がある。わたしにはそれが見える。赤色は恋愛、黄色はお金、青色は健康、白色は良いウワサ。そして黒色は……。みんなはウワサで周りが見えなくならないように注意してください。 ※「夏のホラー202//

ボクは猫の集会で「猫の天国」のうわさを聞いた。ボクは様々なうわさを集めて、猫の天国を探しに出かけた。 ※「夏のホラー2024うわさ」参加作品

召喚された噂の悪魔が、少女の小さな願いを叶えてあげるお話し。 ※「夏のホラー2024うわさ」参加作品

うわさ話の真実を調べてはいけない。俺みたいになるぞ。 ※「夏のホラー2024うわさ」参加作品

僕は、巷でウワサのラーメン屋で、念願の幻のチャーシューを使ったラーメンにありつくことが出来た。最高のラーメンだったが、もう二度と食べられないのが残念だ。 ※「夏のホラー2024うわさ」参加作品

ハロウィンが最近すっかり大人しくなってしまったと思いませんか？　そもそも、どうしてあんな大騒ぎするイベントになってしまったんでしょうか。そんなことを語り合う二人の男。彼らは一体何者でしょう。

加湿器の仕事は、オフィスでの快適な環境を提供すること。異動した後も加湿器への水の補給を頼まれてしまった私は、今日も早めに出社する。自分の快適な環境を確保するために。 ※「夏のホラー2025水」参加作品