帳の外

作成ユーザ: 佐和井 泥
帳に載る者は守られる。帳に載らない者は、守られない。

人と亜人と怪異が同じ街に暮らし、身体に義体を入れるのが当たり前になった近未来の東京。この街では、誰がどこに住み、何を持ち、生きているのか死んでいるのかまで、すべてが帳簿に記録されている。

「帳の外」は、その帳簿からこぼれ落ちた者たちと、帳簿に縛られた者たちの物語です。部ごとに主人公も舞台も変わる、同じ街の別の夜の話。どの部からでも読めます。

■第一部『帳の外 ―まだ、ここにいる―』
存在は誰のものか。

舞台は東京湾岸区。警察にも企業にも持ち込めない案件を請け負う帳外屋(ちょうがいや)の久我ミナトは、行政の記録では一度死んだことになっている男。相棒は鎌鼬(かまいたち)の伊吹サエ。人工怪異に占拠されたビル、消された記録、地図にない道。帳に載らないせいで守られない者たちのために、二人は街の隙間に逃げ道を作っていく。

帳に載らないから、守られない。

■第二部『帳の外 ―まだ、俺のものじゃない―』
体は誰のものか。

第一部から数年後のネオ新宿。身体を分割で買い、払い終わるまでは自分のものにならない街。身体の大半がローンでできた用心棒の鷲津(わしづ)ダンと、義体をひとつも入れていない息子のハルは、規格の更新で「非適合」とされた人々の、回収までの最後の時間を守る。第一部の二人も、この街に姿を見せる。

帳に載っているから、取り上げられる。

■第三部(構想中)
心は誰のものか。

帳の外 ―まだ、ここにいる―

東京湾岸区。 企業と行政が都市を管理し、人間、亜人、妖怪が共に暮らす近未来。 だが、登録から外れた者は、「存在しないもの」として扱われる。 そんな「帳の外」に落ちた依頼を引き受ける裏稼業――帳外屋//
作品情報 N6149MK 完結済 空想科学〔SF〕
掲載日:2026年 07月 04日
最終掲載日:2026年 10月 18日
作品に含まれる要素: AI直接使用 R15 残酷な描写あり
キーワード: シリアス 男主人公 未来 魔法 近未来 人工知能 電脳世界 サイバーパンク

帳の外  ―まだ、俺のものじゃない―

親父の身体は、ほとんど親父のものじゃない。 ネオ新宿では、身体を分割で買う。腕も脚も心臓も、払い終わるまでは他人の持ち物だ。義体の規格は数年ごとに更新され、古い型は「非適合」として使える場所を削られ//
作品情報 N2667MV 連載中 空想科学〔SF〕
掲載日:2026年 10月 18日
最終掲載日:2026年 10月 24日
作品に含まれる要素: R15 残酷な描写あり
キーワード: 男主人公 サイバーパンク ディストピア 現代ファンタジー SF 異能バトル サイボーグ 義体 亜人 妖怪 父と息子 バディ ボーイミーツガール 人情 帳の外