公式企画

残業帰りの駅。何か厭なものを感じつつ、帰路につく私。ホームから伸びる階段を上がった私は、その奇妙な世界を目の当たりにする。

小学六年生の夏休み、学校で肝試しが行われた。嫌々ながらも参加したミヨコは、そこで過去と向き合うことになる――。

片脚が取れてしまった人形。その人形が、ある時から姿を消すようになったが――。 先日放送された「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」の「夏のホラースペシャル2021」にて、読んで頂いたものです。

流れ星に願い事をすると、願いが叶う――誰でも一度は聞いたことがあるでしょう。流れ星には精霊がいて、その精霊が願いを叶えてくれるのです。 今夜も一つの流れ星が生まれました。どんな願いが待っているのでしょ//

高校の卒業式、俺は意を決して告白し――玉砕した。悲しみに暮れる中、告白した彼女から一枚の写真が送られてくる。彼女の部屋を写したらしいそれをどうして送ってきたのか判らないまま、一年が経った。未練がましく//

金曜日の丑三つ時、この世に存在しないラジオ局の番組が始まる――。 学校でそんな噂が流行り、俺は友人と三人でその番組を確かめることになった。 しかし、時間が過ぎても何も起こらない。 拍子抜けしたその時//

とあるラジオ局のブース内。パーソナリティの男女二人が、収録が始まるのを待っていた。しかし、時間になったのに、いつの間にかスタッフが一人もいなくなっていた。ブースに閉じ込められた二人は、あるものを見る―//

男は毎日、車で通勤していた。その道の途中にトンネルがあり、今日もいつものように車でそこに入っていったのだが――。

小夜は、一通の手紙を手にしていた。それは随分前に届いたものだが、一度も開いたことがない。元遊女である彼女が歩んだ道と約束の物語。

カナちゃんのはじめてのお友だちは、お父さんにゲームセンターでとってもらったカッパのぬいぐるみでした。ある日、いつもいっしょだったぬいぐるみがいないことに気がついたカナちゃんが窓の近くにいたのを見つけた//

とあるボロアパートで殺人事件が起こった。警察は強盗の犯行と決定づけたが、アパート内では〝変人美人〟と呼ばれる楠木が怪しいと噂されていた。ある夜、隣に住む中村の部屋へ楠木が訪れるが――。

自宅の近くにある祠に、手を合わせるのが私の日課になっていた。ある日、寝坊をした私は祠に手を合わせるのを忘れてしまう。その帰り道、不思議な夜の住宅街に迷い込んで――。

夏祭りの帰り道。街灯が少なく暗い道を歩いていたら、何か音が聞こえてきた。それはどうやら歌っているような声で――。

「帰りたい」――それが私の口癖だった。嫌なことがあったり疲れたりすると、つい口を衝いて出てしまうのだ。ある日、私は家でその口癖を言ってしまい――。

妻子を亡くした下級武士の大森吉之助は、広い屋敷で一人食事をするのを辛く思っていた。そんなある日、少し目を離した隙におかずが消えるという珍事が起こる。野良猫だろうと軽く考えていたが、毎日続くことに堪らな//

のんびりほこほこ。 以前「伊藤園お～いお茶　新俳句大賞」に応募したものの、入選が叶わなかった作品です。

推しはいつでも輝いている。 以前「伊藤園お～いお茶　新俳句大賞」に応募したものの、入選が叶わなかった作品です。

その背中は何とも言えない哀愁が漂う。 以前「伊藤園お～いお茶　新俳句大賞」に応募したものの、入選が叶わなかった作品です。

ずっと一緒にいたいから。 以前「伊藤園お～いお茶　新俳句大賞」に応募したものの、入選が叶わなかった作品です。

この想いが届きますように。 以前「伊藤園お～いお茶　新俳句大賞」に応募したものの、入選が叶わなかった作品です。

どうしたって可愛い。 以前「伊藤園お～いお茶　新俳句大賞」に応募したものの、入選が叶わなかった作品です。

それは楽しそうに。 以前「伊藤園お～いお茶　新俳句大賞」に応募したものの、入選が叶わなかった作品です。

共に思い返すもの。 以前「伊藤園お～いお茶　新俳句大賞」に応募したものの、入選が叶わなかった作品です。

ちぐはぐなのも、また良い。 以前「伊藤園お～いお茶　新俳句大賞」に応募したものの、入選が叶わなかった作品です。

かじかむ指で。 以前「伊藤園お～いお茶　新俳句大賞」に応募したものの、入選が叶わなかった作品です。

それはまるで、魔法のように。 以前「伊藤園お～いお茶　新俳句大賞」に応募したものの、入選が叶わなかった作品です。

コウくんが目をさますと、暗い場所にいました。そこは夜で、まわりにはお墓があります。こわくなったコウくんはにげるように歩き出しましたが、しわくちゃのおばさんに声をかけられて――。

ある日、公園の前でトラックに轢かれそうになっている少年を助けたマサトは、勇者として異世界に召喚されてしまった。あれよあれよという間に魔王討伐の旅に出たマサトは仲間達と共に魔王と対峙するが――。

姉が死んだ。警察の調べでは、どうやら自殺らしい。姉の葬儀を終えた言子（ことこ）はその夜、実家に泊まることにする。子ども部屋で一冊の本の間に挟まっていた姉からの手紙を見つけた言子は、そこに書かれていた姉//

臨海学校のレクリエーションの肝試し。その順番待ちをしている後ろで女子が噂話をしていた。俺はペアの男子と一緒に神社の石段を上る。木々に覆われて暗い中、突然持っていた懐中電灯が消えて――。

不思議な男と出会ったモミジは、運命を変えるべく彼に過去へと送ってもらう。そこで楓という少女を見つけたモミジは彼女の学校の遠足先で起こる悲劇を阻止しようとするが――。

ネコが苦手なネムは、ずっとひとりで人間にかわいがられ続けてきたネコである。ある日突然やってきた黒い悪魔――ネコのパンは、ネムの居場所を半分うばった。いっしょに遊ぼうと追いかけてくるパンから逃げたネムは//

高校二年に上がった春。建の同じクラスには半年前に付き合い始めた美春と、彼女の推しキャラ・クロウに似た詞朗がいた。推しに似ているということから、詞朗の話ばかりする美春に心穏やかではいられない建。実は、現//