詩のようなものたち

雨の日に、ふと思至ったこと

丑三つ時によくあること

世界と人を、比較する

眠れない夜に思うこと

人は何で形作られるのだろうか

私の、怒りへの対処法

散歩の時に見かけた光景

最近になって、よく思うこと

雨の日の、ふとした思いつき

ある日見つけたら路上ライブにて

ラジオをたまたま聴いていた時のこと

ある日の仕事帰りに出会った人

私の毎朝の通勤の風景

テレビなどを見て思ったこと

お酒を飲んだ時のこと

あるバーのでのおはなし

墓参りの時のある風景

最近の私の欲しいもの

ある駅で見かけた少女

鼻血が出たときのはなし

私が深爪にしている理由

私が勝手に羨み焦るはなし

私が絶望していた時に起こったこと

駅のホームにいる時に見た光景

やりたいことをしようとしたはなし

初めての喫茶店に入った時のはなし

これからのことについて思いついたはなし

季節の変わり目にふと思ったこと

ある秋の昼間の出来事

薄暮の最近の夜の悩み

煙草に関してふと思うこと

ただ珈琲を作っているだけの様

怪我をした時に思うこと

船の上でのある一風景

地下鉄でふと思ったこと

ふと見た夢のおはなし

ポストの前で遭遇した光景

私が”君”に対して思うこと

あの頃はどこへ行ってしまったのか

紅を差しててふと思ったこと。

たまたますれ違っただけの風景

雨宿りをしていた時のこと。

顔も知らぬ、尊き貴方に捧げます。

昔の思い出に浸るお話。

女学生がいた風景のお話。

空を見て思ったこと。

世間に対してふと思うこと。

ある日曜日の昼下がりのお話。

ふと掌を見つめて気付いたこと。

きっとこんな感覚なんだろうなぁと思ったお話。

灰皿にまつわるお話。

ある危うい感情の話。

君といる時に思ったこと。

我が家のアイスコーヒーのお話

君がするいつものこと。

酒場で聞いた、あるお話。

昔を懐かしんでのお話。

ある女性に対するお話。

弱いものには辛いなぁというお話。

夜中によくある風景のお話。

遠くへ行きたいなと言うお話

ガラスを見つめて、ふと思ったことのお話

路地裏で毎日顔を合わせる、ある人形のお話

本が多い、部屋のお話

今日すれ違った、女学生のお話

何気なく見上げた、ビルのお話

茜さす日の、私の日常のお話

いつも歩き、いつも目に入る風景のお話

ふとベランダから見上げた空の話

いつか、そんなことがあればいいな、というお話

めまいがした時のお話

数日前に見た、やけにリアルな夢のお話

ある時見た、一風景のお話

煙草を一つ、加えた時に 紅い滲みが、目についた

本を読んでいて思ったこと

日々は移ろい、入り乱れる

雨に絶たれ、そこに残るものは

昔は何だって、叩いてたんだ

そうして皆、離れてゆく

そういうものではないですか？

いつか忘れてしまう、悲しみのために

土砂降りの中にも、優しさはあるのかも、しれない

機械は、呼吸するんだ

自覚していないとでも、思っていたのか

「真剣」になったことって、ありますか？

私は紅を、君にうつす

よそはよそ だから、いいんです

日常を、誤魔化すために

様変わりした、街の風景

地獄の底で、輝くものがある

馬鹿みたいな本を読んで、悪かったな

あぁなんて吐きそうなんだ

綺麗事は、売れるために

パンたちも、辛いと思うよ

愚かしくも孤独な男が、居る

あの日、私は確かに聞いた

命は、羽の如く、軽い

世界は少し、ずれている

鬱屈とした想いの為に。

はとを見て、思ったこと。